どうも女の子 in Lil です

曲 ページ16

・






マネ「A！曲、完成したで！！」








事務所から作詞作曲の話をいただいたのは2019年の夏休み




バレンタインのキャンペーンのテーマソングにしていただけるらしい




作詞はできるかも知らんけど作曲には自信が皆無やから正門を呼びつけて共同制作って形でスタートした




ラブソングっていう要望だったからまずストーリー作りから始めた




正門「んー今好きな人とかおらんの？」


『好きな人ねぇ』


正門「おらん？」


『…おらんかなぁ』


正門「ちょっと気になる人とか」


『…神山くん』


正門「それはファンとしてやろ笑」


『んー』


正門「あ、その顔は心当たりあるんやな？」


『んー、誰にも言わん？？』


正門「言わん言わん！！」


『……最近な、撮影のときとかに距離が近くなるとドキドキしちゃうねん』


正門「ほぉ」


『ニヤニヤしやんで、ほんまに』


正門「ごめんごめん！なんかAのこういうの見るのはじめてだから！

で、それは誰なん？」


『…察して』


正門「風雅やろ」


『は、なんでわかったん？』


正門「え、当たったん？」


『あてずっぽかいな』


正門「いや、1番Aと仲ええから…いや、風雅か！」


『…』


正門「いつから好きになったん？」



『分からん、けど、最近かな


同じ高校入学して同じクラスになって


他の女の子と楽しそうにしてるの見るとちょっと


うん、ね？笑』


正門「嫉妬か〜」


『…』


正門「いや、風雅もAのこと好きやと思うで？」


『適当なこと言わんでよー』


正門「まぁええよ！とりあえず風雅への想いを歌にしよ！」


『んー恥ずかしい』







そんなこんなで作詞スタート



作曲なんとなくしながら曲作りを進めていった









マネ「来週収録ね！


りとかん他のメンバーも呼んでいいからね！


あ、あと一応正門とのデュエットだから把握よろしくね！」







と、言われたので急いで正門と練習を開始する





正門「ちゃんと風雅のことを想って歌うんやで！」





と正門にニヤつかれながら言われたのが1週間で1番ムカついた出来事です←

2→←Twitter

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す