にょ膝に成り代わった少女と前世審神者役員の日常肆 (ページ45)

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☆ STORY189 笑い声ページ45

＿＿髭切side＿＿

部屋に戻ると妹の笑い声が聞こえてきて、何があったのかと思い聞き耳を立てると

あの担当代理だった役人が担当さんに嫌がらせとして仕事をギリギリに伝えたがかなりの出来のものを既に用意していて

御神刀たちに事情を説明したところ、GOサインってやつをもらったから担当代理だった役人へ大事な場面で躓いて転んで、つけまつ毛とやらが外れる呪いをかけることになったのはいいが

その場面を想像してしまいこんのすけ共々大笑いしていたようだ

…そう言えば、あの担当代理だった役人はまつ毛がバサバサしてたっけ

なんであんなにバサバサしてるんだろうって思ってたらつけまつ毛ってやつをつけてたからなんだねぇ

そんな事を考えていると妹の笑いも収まったのか、笑い声が聞こえなくなったので部屋に入る

｢む。兄者戻ったのか｣

｢うん。…あれ…えっと…こん…こんきち？だったかな？｣

｢こんのすけでございます！｣

｢ああ、そうそう。こんのすけはなんでここに？｣

｢少しばかり膝丸殿とお話をしておりました｣

そう言って尻尾を振るこん……こんなんちゃら君を見ながら

あの担当代理だった役人に向けご愁傷様、と心の中で呟いた