【刀剣乱舞】事故ったら幼馴染みと山にいました【成り代わり】

第二十一話 ページ22

＊栗源 琉華


｢…はぁあ…気持ちよかった｣

｢…だね｣

｢やっぱり湯船に浸かるのはよいなぁ｣


上から順に私、鳴狐、三日月のセリフである

お風呂から上がった私達はタオルでしっかり体や髪を拭いた後内番着に着替える

推しキャラの内番着を着れるとかすっごい感動なんだけど

内番着は少し袖の部分が長くて萌え袖気味になってしまったのがちょっと悔しい

キッチリ着たかったのになぁ(´・ω・｀)

ドライヤーでなんとか綺麗に髪を乾かしきると私達は脱衣所から出る


｢あ、どうだった？…って髪長ぁっ！？｣

｢…変か？｣


私達が入っている間脱衣場前の廊下で待機してくれていた加州は私の髪の長さに驚いた

…まぁ、確かに長いよね。…変なんだったらお風呂に入る前みたいに髪纏めておこうかな…

でもお風呂上がりに纏めるんならキッチリ纏めるんじゃなくて髪留めで軽く纏めるのがいいんだよなぁ


｢いや、変とかじゃなくて！…すっごい綺麗で長いからビックリしただけだから!!!!!!｣

｢そ、そうか。…えーと…食堂に行かなくていいのか？｣

｢あ…そうだった。…んじゃあ、食堂行こっか｣


加州の案内の元、食堂に向かう私達

本丸の作り、想像してたのと結構違うなぁ…

なんか…旅館と言っても差し支えないくらいに広いし

まぁ、旅館と違って二階は無いけど。…審神者の部屋が離れにあったとこは想像通りかな


｢…ここが食堂。もうみんな集まってるはずだからさっさと入っちゃおっか｣

｢ああ｣


中に入ると視線が私達の方へ集まる。…やべぇ、すげぇ…私達以外全振り揃ってるよ…

一斉に視線集まるとこっわい…;;

しかも食堂の外にいた時は騒がしかったのに今シーンとしてるよ居心地悪いっ


｢あ…肘丸こっちおいで〜！｣

｢！あ、兄者…私は膝丸だ!!!!｣


兄者の言葉に私がこう返したのをキッカケに騒がしさが戻ってきたので少しホッとした

このやり取りやってみたかったんだよね！感動して思わず涙目になると兄者に申し訳なさそうな表情をされた

…あ、ごめん兄者。名前間違われたのが悲しいとかじゃないの

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