【刀剣乱舞】事故ったら幼馴染みと山にいました【成り代わり】

第十四話 ページ15

＊栗源 琉華


兄者に抱きしめられるとかもうホントやばい。

めっちゃいい匂いしたよ兄者

なんとか涙が収まったので兄者に声を掛けると頭を撫でられた

ンァアアアアアアアアｯ!!!!!!!!!!!!発狂しなかった私を褒めて!!!!!!!!!!


｢もう大丈夫なのかい？｣

｢ああ。…急に泣いてすまない兄者｣


ていうか目が覚めて早々に兄者を間近で見れた事によって感激の涙を流してしまった私を優しく抱きしめてくれた兄者プライスレス!!!!!!!!!!

…あれ、兄者見て泣いちゃうって…これ勘違い加速させてない？

………………まぁいいか!!!!!!その方が今後楽だよね！←


｢兄者、三日月達は大丈夫か？｣

｢大丈夫だよ。一番最後に起きた寝坊助はお前だからね｣

｢ね、寝坊助。……三日月達は無事なのか…よかった…｣


兄者の言葉に少しショックを受けたものの三日月達…華夜達が無事なのを知ってホッとした

というか、一番最後に目覚めたの私なのね

…まぁ、重傷だったし妥当かも…


｢ホッとしてる所悪いけど、お前は折れる一歩手前の重傷だったんだよ？もう少し危機感持った方がいいと思うんだけど｣

｢う……それは……｣

｢お前は…膝丸は僕にとって大事な妹なんだから自分を大事にして欲しいんだけど？｣

｢…ぅー…わかった、努力する｣


兄者に頬をふにふにとつつかれる

少しムスッとした表情で兄者がそう言うので努力するとは言ったけど

大事な妹なんだから自分を大事にしてほしいって…兄者が膝丸って…!!!!!!

幸せすぎて死にそうなんですが誰か助けて

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