絆がひとつ。 ページ1
yuno視点
今日も疲れる…、なんか面白いことでも起きてくれたらな、なんて。ありもしない想像を膨らませる。
学校はもうずっと行ってない。
いじめられたー、とか、病気ー、とかの深い理由は特にないんだけどね。
ただ、行くのがめんどくさいだけ。
《だーるまさんがー》
『…？小さい子がだるまさんがころんだでもしてるのかな。
まー僕には関係ないんだけどね。』
…あれ、でもそういえば…、ここに小さい子なんて…
＿＿＿住んでないんじゃなかったっけ
｢そこの女の子！！！動いちゃだめだ！！｣
『？…なんd、』
…なんで、そう言い終わるより前に僕は、
その人に覆いかぶさられていた…。
《こーろんだ》
「…ごめん、でもほんとに…今だけは動いちゃダメだ。
お願い…動かないで。」
…なんて、その人に言われてしまう。本当は動いても良かった。でも、なんだか本当に動いちゃいけない気がして…
『…わか、った』
なんて、言ってしまう。
『………は、っ…、？…なに、あれ…だるまが…』
多分、この時の僕はいつもポーカーフェイスな癖に少し、ほんの少しだけ、目を見開いていたと思う。
『うご、いてる…、？』
…しかも、並の大きさなんかじゃない…。
信じられないほど、大きなだるま…
「…っまさか、
あと少し、また、説明するから…今は耐えて…、」
…僕は柄じゃないな、なんて思いながらこの人の
服を握る力を心做しか強くする。
『…あ、れ、消え…た、？』
「本当？だるまの姿が視界から外れた、じゃなくて一瞬で瞬間移動のように姿が消えたなら…、動いても大丈夫だよ」
『…ん、ほんとにその通りで、瞬間移動みたいに姿を消した。動いて、いいの？』
「…うん。ごめんね、今すぐ退くから」
『……ん〜…っ、疲れた…、』
「早速でごめんね。今からさっきのだるまの説明のために俺の家に来てもらってもいいかな。
俺の名前はじゃぱぱだよ」
『…わかった、…僕は……ゆの、だよ』
ちゃんと、僕だってそんなに簡単に他人の家に上がってもいいのか、なんて考えた。しかも、今あったばっかりの人の。
だけど、あのだるまが気になるのは本当だし、
この人が嘘をついているようには見えなかった。
『…じゃあ、よろしく』
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ゆの(プロフ) - くれは。さん» 返信遅くなってすみません！最近は更新もできてなく…、そう言っていただけて嬉しいです！！がんばります💪🔥 (8月23日 16時) (
レス) id: 746a8b6412 (このIDを非表示/違反報告)
くれは。(プロフ) - 面白いです！応援してます！ (7月29日 11時) (レス) @page7 id: 09b53c1b44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - Lillysさん» いや嬉しすぎます！！ありがとうございます。がんばります！！💪 (7月8日 17時) (レス) id: 746a8b6412 (このIDを非表示/違反報告)
Lillys(プロフ) - 最高じゃないですか…！応援してます！ (7月5日 21時) (レス) @page6 id: 0a6db0c079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの | 作成日時：2023年7月2日 21時
