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職員室へ行けば、
薮「はい、これ明日使うからまとめといて。」
涼介「はっ?マジかよ、俺部活なんだけど。」
薮「顧問がいいって言ってんだから、終わるまで今日のメニュー参加できねーからな。」
涼介「は、ふざけんなし。しかも、この要領悪そーなやつとやるわけ?」
シラッと私を見てくる。
……こっちのセリフよ。
「薮ちゃん、私一人でもできるよ?」
薮「んーん、ダメ。山田は言わないとやらないんだからね」
そう言ってプリントを私に一部、涼介に一部渡す。
涼介「……やるぞ。」
観念したようで、さっさと職員室から出て行ってしまう。
薮「アイツ、あんなだけど根は良い奴だからよろしくな。」
苦笑いで彼の背を見つめていう薮ちゃん。
「はい、分かってます…」
根は良い奴なのは知ってる。
何度も助けられたこともある。
だけど、なぜ私にあそこまで当たりがキツイのでしょうか。
不思議に思いながら私も続いて職員室を出た。
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作者名:ほのか | 作成日時:2019年4月26日 0時