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ねぇ、貴方は覚えていますか。
私と出会った時のこと。
私と別れた時のこと。
もし、私が最後のワガママを告げていたら、未来は変わってた?
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5年前
キーンコーンカーンコーン
薮「はい、席つけー。」
涼介「うわ、今年も担任薮ちゃんかよ。」
「やった、薮ちゃんだ!」
美和「薮ちゃん優しいけど、話長いんだよねー。笑」
薮「おい、そこ!聞こえてるからな。」
ジロリと睨んでくるけど全く怖くない、薮ちゃん。
薮ちゃんこと、薮宏太先生。
歳も近いし、話しやすくて生徒からは大人気。
…なのに。
「なんで今年もアンタと同じクラスなのよ」
涼介「そりゃこっちのセリフだ。」
山田涼介。学校一というか、もう芸能界入れってレベルの美貌を持つこの男。
「…はぁ、さいあく。」
涼介「奇遇だな、俺もだよ。…ブス。」
「…はぁ?」
なんなの、この男!!!
美和「ほら、アンタ達うるさい。」
くるりと後ろを向いて注意してきたのは佐々木美和。
可愛くて、頭良くて、私の自慢の友達。
涼介「ほら、うるさいってよお前。」
アンタの余計な一言が一番うるさいわ、なんて思う今日この頃。
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作者名:ほのか | 作成日時:2019年4月26日 0時