同担拒否。【stxxx｜ヤンデレ短編集】

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7月19日


今日から夏休みに入った

あれからAちゃんの所有物が、俺の部屋を包み込んでいた。振り向けば全部、ぜーんぶAちゃんの所有物と写真


可愛い、そうとしか思えなくなった



夏休み、しばらく会えないなぁ...。早く終わらないかな


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9月2日


やっと、やっと長い夏休みが終わった

Aちゃんがショートにしてた。すごく、すごく可愛かったなぁ。


全部俺の物だったらいいのに



今日はAちゃんのヘアゴムを盗った



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9月21日


今日、Aちゃんに「所有物がどんどん無くなってる」と相談された

そりゃそうだよ。俺が盗ってるんだもん。...いや
盗ってるって言い方は嫌だ


日に日に気持ちは大きくなって、最終的には後を着き、家までついて行くようになった



君の家は学校から歩いて7分15秒にあるとこのマンション、5階の506号室

いつか、呼んでね



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10月5日


ころんに告白したいって言われた


もし、Aちゃんに告ったら彼女は受け入れる？
中学校からの仲だし、有り得る...けど


渡したくない



Aちゃんは、俺のもの



誰よりも彼女を見てきてるし、家には彼女のものだっていっぱいある

ころんの知らない事だって俺には全部、ぜーんぶ分かるんだよ？

ころん、お前はどうせ何も分からないままAに想いを伝えるつもりなんだろう？


･



日にちなんて忘れた、思い出したくもない



ころんがAちゃんに告白して、Aちゃんはそれを受け入れた



つまり、2人は付き合う事になった





さとみ「...最悪」




俺が今までしてきた事は、無駄な事だって証明された
部屋にあるシャーペンだって、髪の毛だって持ってても意味ないじゃん

俺が本当に欲しかったのはAちゃん自身なのに



あぁ...こんなつもりじゃ、なかったんだよなぁ





ころん、お前だけは許さない

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