気づいたら好かれてました【志麻/ヤンデレ】

33話 ページ32

志麻side




早く、早く帰らないと
Aと離れたくない



A＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿っ！！
･




･




･




･


『ぁ…志麻くんおかえり…』ﾌﾆｬｱ


無理して笑ってる
俺の為に？ありがとう。ありがとう

けど、今は＿＿＿＿＿




志麻「A逃げよう。今すぐ逃げよう遠い場所に」

『志麻くん…？』

志麻「絶対に連れていかせない。奪われたくない、ずっとそばに居るって」

『志麻くん落ち着いて？私はそばにいるよ？』

志麻「Aは俺と幸せになるんだ…絶対に絶対に」



『志麻くん落ち着いて！！！！』

志麻「っ！」




恐怖に満ちて落ち着く事が出来なかった
しかし、Aの一言で我に帰ることが出来た




『志麻くん。私は志麻くんの為ならなんでも出来る。志麻くんが私を愛するように、私も志麻くんを愛するよ？だから、言って。今悩んでること全部』

志麻「A…わかった」




全て話した

今から警察、うらたんが来ること

もしかしたらAが連れていかれて離れ離れになること

怖かった

怖かったから落ち着く事が出来なかった




志麻「離れたくない…ずっとそばにいたい…だから、一緒に逃げよう」

『…あなたがそれを望むなら受け入れる。私は志麻くんと一緒にいるって決めたんだもの』

志麻「…ありがとう。ずっとそばにいる」

『私もだよ』




それから、手錠を外して、Aにコートを着させて、警察が来ないうちに逃げる

志麻「なあ、」

『ん？』






志麻「覚悟は、あるんよな？」

『…もちろんだよ』




永遠に一緒に居られる方法

それは＿＿＿＿＿＿＿









死んじゃえばいいんだ。






楽になるし


邪魔者も来ない


なにより


ずっとそばにいられる

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