気づいたら好かれてました【志麻/ヤンデレ】

32話 ページ31

うらたside



志麻「うらたん…あは、あははは…」

うらた「…やっぱり。まず、場所を移そう」

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スーパーから離れた裏道に、まーしぃを連れきた
やっぱりおかしい雰囲気だと思った


志麻「やっぱりうらたんには隠し事は出来ないなぁ…はは」

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こうなったらうらたんも殺さないとあかんよな!

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狂気に満ちたその目
いつものまーしぃじゃない


うらた「まて。なぜ坂田とセンラを殺した」

志麻「なんで？なんでってそりゃあ…」


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志麻「俺の大切な物を奪ったからに決まっとるやろ？」


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うらた「大切な物…」


そうか
まーしぃはその”大切な物”に狂わされたんだ
だから、狂って2人を殺した

なあ、そうなんだろ？まーしぃ


志麻「まずはお前の息の根を止めてやる」


そういって、俺に飛びかかってきた
しかし、俺は腕を掴んで、地面に押さえ付けた




うらた「わりぃな、生憎俺は高校時代柔道部だったもんだからこんなのでやられる俺じゃねーよ」

志麻「っ…」

うらた「なぁ、まーしぃ









お前はその、”大切な物”に狂わされてるんだろ？

あんなに優しかったお前が人を殺すだなんて信じられない。

きっと、きっと、大切な物に狂わされてるんだろ。

なあ、教えてくれないか？

その、”大切な物”ってやつを 」


押し付けたまま、まーしぃに問いかけた





志麻「はは…」

うらた「まーしぃ？」




志麻「俺が狂わされてる？Aに？そうかもしれないな、、」

うらた「A…」



どうやら、Aという人物がいる
そいつがまーしぃを狂わせた



志麻「でもなうらたん。俺はAを愛してるんだぞ、誰よりも愛してる



俺に愛を与えてくれたんだ

こんな俺を愛してくれたんだあいつは

生きる価値のない俺に舞い降りた天使なんだ」


うらた「なっ」



まーしぃが少し怖く感じた






うらた「…とりあえず、お前の家を警察に任せる」

志麻「はぁ！？」

うらた「ごめんなまーしぃ。昔のお前がいいんだ。辛かっただろうな。すぐに助けてやるから…」







志麻「…ん、で」

志麻「勝手なことするな！！」



俺を押しのけてまーしぃは走っていった
けどな、まーしぃ



俺は、警察に通報、したよ＿＿＿＿



あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします！

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