・ ページ7
ラントside
ラント「(A、とても真剣そうな顔だったな…)」
昼間のAの顔がどうも頭から離れない。
好きな相手に尽くすことは悪いことではないが…ただ。
ラント「(弁当を作ってやる間柄…なのか？)」
普通の友人同士ならそこまでしないと思う。
もしかしたら二人はすでに付き合っているのではないだろうか。
いや、もしそうだとしたらAは私に報告するはずだ。
なんせ、私に恋愛相談しているのだからな。
ラント「はぁ…」
深いため息がでた。
ラント「さて、校内の見回りでも…ん？」
校内を歩いていると視界内に気になったものが入った。
Aと蛇山だ
二人で廊下で楽しそうに話している。
ラント「(っ…)」
胸がズキズキと傷み始める。
みない方がいいのに気になって二人を見つめてしまう。
Aの顔が、私のみたことのない彼女の顔を蛇山が見ている。
その事実だけで私の胸は傷んでいく。
実際にAは頬をも赤らめている。
私と話している時はそんな顔はしてくれなかった。
やっぱり、私ではだめなのか…。
チアキ「あれ、会長じゃん」
「ラントくん？」
俯いていたら横から二人が歩いてきた。
まさか二人ですれ違うとはな。最近はタイミングが掴めないな。
ラント「お前たちか」
チアキ「校内の見回りっすか？大変ですねぇ毎日毎日」
ラント「生徒会長の務めだからな」
「ラントくんすごいよ」
たまたま偶然がかったようなふりをして二人と会話する。
どこにいくのだろうかと気になってしまった。
「ラントくん無理しないでね」
ラント「あぁ、ありがとう」
チアキ「…」
Aと話していると自然と頬が緩んでしまう。
隣には蛇山がいるのに、気づかれていないだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami☆ - ラントのライバル…やっぱりチアキはあるあるですかね？何かこういうときライバルになりそうなのは分かります🤭 (3月6日 20時) (
レス) @page9 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - あるとん。さん» ((ｺｿｯ、、あの私も築いちゃったんですが、修正された箇所からもう少し下にスライドしていくと、夢主ちゃんの名前が(名前←になっちゃってますよ！(>ω<;) (12月23日 0時) (レス) id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 桔梗さん» コメントありがとうございます、指定もありがとうございます！修正致しました (12月22日 23時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - ページ10の「シオンが弁当を作ってくらたらしい 僕が変色すぎるかららしい」のところ、変色ではなく、偏食では？ (12月22日 12時) (レス) @page10 id: edf3bf2169 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 眠るひつじさん» 自分で作ってて恋するラントくん最高やな…(* ´Д｀*)ってなりました(笑) (12月20日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
