・ ページ38
No side
ラント「A！」
放課後
約束の時間の前にラントは約束場所の校門にたどり着いた
急いでいたせいか少し息が荒れていた
「ラントくん！大丈夫？」
ラント「あぁ。待たせてしまってすまない」
「大丈夫！いこっか」
そして二人は隣に並んで歩き出した
側から見れば二人は恋人のよう
「すごく評判のいいお店なんだ〜、ラントくんもきっと気にいるよ」
ラント「そうか、それは楽しみだな」
カフェにたどり着くまでの道、二人は他愛のない話をして盛り上がっている
しかし、その二人の後を追う影が一つ
チアキ「…チッ」
そう、チアキだった
チアキ「(なんであの二人がここに…)」
拳を強く握りしめている彼は裏道から二人の後を追っていた
たまたま帰り道で見かけ、そのまま追いかけてきたがチアキは嫉妬で狂いそうだった
チアキ「僕の方が絶対…」
消えりそうな声でそっとつぶやく
その声は今にでも泣きそうなものだった
「ここ！」
ラント「ほう…」
たどり着いた先は外見が可愛らしいカフェ
主にピンクがベースの壁に赤茶の屋根
看板に載っているメニューはどれもうまそうなものばかり
Aとラントはお店に入っていく
「いらっしゃいませ」
カランカランとドアの鐘がなると、近くにいたすぐに二人に気付く
そのまま席に案内され楽しそうにメニューを見る
その様子をチアキは店の外から見ていた
二人の席はちょうど顔がみえる窓側にあり、チアキはバレないように木に隠れて覗いている
チアキ「クソ…クソクソクソ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami☆ - ラントのライバル…やっぱりチアキはあるあるですかね？何かこういうときライバルになりそうなのは分かります🤭 (3月6日 20時) (
レス) @page9 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - あるとん。さん» ((ｺｿｯ、、あの私も築いちゃったんですが、修正された箇所からもう少し下にスライドしていくと、夢主ちゃんの名前が(名前←になっちゃってますよ！(>ω<;) (12月23日 0時) (レス) id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 桔梗さん» コメントありがとうございます、指定もありがとうございます！修正致しました (12月22日 23時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - ページ10の「シオンが弁当を作ってくらたらしい 僕が変色すぎるかららしい」のところ、変色ではなく、偏食では？ (12月22日 12時) (レス) @page10 id: edf3bf2169 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 眠るひつじさん» 自分で作ってて恋するラントくん最高やな…(* ´Д｀*)ってなりました(笑) (12月20日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
