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「私、ラントくんと出会ってから毎日たのしいよ」








ラント「!」











「最初は怖い印象もあったけど、話していくうちにラントくんはいい人だなって。私の相談乗ってくれるし話も我儘も聞いてくれる……」










Aが突然、私との思い出を語り出した

それは俺も全部覚えていた出来事ばかりで俺の思い出でもあった
話を聞いていくうちに辛い感情は消えていった










「ラントくんと出会っていなければ、今頃こんな楽しい学園生活送れていなかったと思う。ありがとう」

ラント「どうしたんだ、急に」











これ以上俺を乱さないでくれ

君への感情が止まらなくなる












「ラントくん、何かあったら私に相談してほしいな。頼ってほしいんだよ」

ラント「A……」











手に込められる力が強くなった

こちらを見てくる瞳も嘘偽りのない真っ直ぐな瞳
とても綺麗だった













あぁ、君はそうやって俺をどんどん好きにさせていく









ラント「ありがとう」











俺も覚悟がついた










A、君を諦めないよ









必ず気持ちを伝えよう













アイツ(蛇山)に負けないように、な。













ラント「今まですまなかった」


「本当だよ!色々心配したんだからね!」











その後軽い説教を受けて仲直りをし、その日はまたいつものように一緒に帰った














Aに説教される日が来るとは…面白いがこれもまた一つの思い出だろう

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作者名:あるとん。 | 作者ホームページ:コロナしね  
作成日時:2023年12月11日 12時

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