振り向いてくれない彼女 ページ1
ラント side
出会いは突然だった。
入学したての一年生の時、俺は運命の出会いをした。
ラント「っ!」
昼休みに学園のストリートを歩いていた。
エイリアンのことや生徒会加入のために頭を悩ませて歩いていたら、
目前からふわっと香る甘い匂い。
目線を上げたらそこに彼女はいた。
そう、Aだ。
艶やかな髪の毛に白い肌に惹かれて
隣を通り過ぎるAを目線だけではなく、思わず体が振り向いてしまった。
しかし彼女は私を見向きもせずそのまま歩いていた。
彼女を一眼見たあの日から、私は彼女のことばかり考えるようになった。
いわば一目惚れというやつだ。
すぐに私は持ち前の偵察力でAのことを調べ、出会った一週間後に私から声をかけた。
無事に友達になれた私たちはよく話すようになった。
Aと話していると自然に口角が上がる。
話し方もハキハキして聞いていて楽しい内容ばかりで飽きない。
私はどんどん彼女が好きになっていった。
「ラントくん」
ラント「A」
お弁当を持ったA。
昼休みにベンチに座って昼食を取るのが日課になった。
私は生徒会の仕事があってなかなかプライベートの時間が取れないので、こうしてお昼はAに付き合ってもらっている。
「ラントくんはお昼食べないの?」
ラント「私はこれでいい」
そう言いAは私の持ってる栄養補助ゼリーを見る。
「もう…ちゃんと食べないといつか倒れちゃうよ」
ラント「気にかけておく」
これがいつもの会話の始まり。
そして、私には悩みがある。
「あのね、ラントくん…」
「彼のことなんだけど…」
Aには好きな人がいる。
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Nami☆ - ラントのライバル…やっぱりチアキはあるあるですかね?何かこういうときライバルになりそうなのは分かります🤭 (3月6日 20時) (レス) @page9 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - あるとん。さん» ((コソッ、、あの私も築いちゃったんですが、修正された箇所からもう少し下にスライドしていくと、夢主ちゃんの名前が(名前←になっちゃってますよ!(>ω<;) (12月23日 0時) (レス) id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 桔梗さん» コメントありがとうございます、指定もありがとうございます!修正致しました (12月22日 23時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - ページ10の「シオンが弁当を作ってくらたらしい 僕が変色すぎるかららしい」のところ、変色ではなく、偏食では? (12月22日 12時) (レス) @page10 id: edf3bf2169 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - 眠るひつじさん» 自分で作ってて恋するラントくん最高やな…(* ´Д`*)ってなりました(笑) (12月20日 10時) (レス) id: b0351e3222 (このIDを非表示/違反報告)
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