休学復帰のくのたま先輩2【RKRN】 (ページ39)

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…ということがあり、ここからは留三郎がAをおぶって行くことになった。

勘右衛門「あれ…なんかおぶってる人が変わってる」

留三郎「細かいことは気にするな！」

小平太「セリフ取られた！」

走っているうちに気づかれたが、まぁ細かいことをいちいち気にしてはモテなくなるので気にするのはやめよう。

仙蔵「もうすぐで蓬莱城に着くはずだ」

伊作「随分と近いんだね？」

長次「…蓬莱は森に囲まれているから気づかれにくい」

伊作「なるほど！」

森に囲まれているため、自然豊かで落ち着いており敵軍からも気づかれにくい場所にあるので案外近くにあることもきづかれにくい。

三郎「…誰かの気配がします」

文次郎「全員隠れろっ！」

文次郎がそう言うと各自バレないように姿を消す。

Aと留三郎、伊作は木の後に隠れて周りの様子を伺う。

城の近くに誰かがいるのに気づき、

「まだ見つからないのか…もう五年は経ったぞ」

「あなた…深く考えてはいけませんわ。きっとあの子は無事ですわ」

城から出てきたのは二人の男女。

それぞれ綺麗な容姿をしているため忍たま達は二十半ばと予測した。

見た目からして城主とその妻だと思われる。

兵助「見つからない…？あの子…？」

八左ヱ門「子供でもいるのか？」

雷蔵「もしかしたら兄弟ってことも…」

五年生達も二人を監視している中、木の後ろで隠れているは組とAは何か楽しそうなことをしていた。

『ねぇねぇ留三郎』

留三郎「何だ、俺は今忙s…」

『ふぅ』