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勘右衛門「やっぱりA先輩、六年生の先輩方と仲良いなぁ……いいなぁ」
兵助「そんなに焦らなくても俺達にもチャンスはあるさ」
わちゃわちゃするA達を見て五年生達は一瞬羨ましいと思っていた……。
小平太「これからどうするんだ?城に戻っても返り討ちにされるだけだ!」
仙蔵「そうだな…情報収集ができる場所、」
『町でいいじゃない』
仙蔵「町?」
『城下に町あるでしょ!そこに行って話を聞くのよ!』
確かに、蓬莱の領地内の人間に話を聞くのも多少ありだと思われる。
そうと決まれば五六年生達は町へ向かう。
長次「まった」
伊作「ん?どうしたの?長次」
長次「…このままだと忍びと怪しまれる」
八左ヱ門「確かに、変装しないとですよね」
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文次郎「…だからってなんで俺が女装しなければならないのだ!」
町に行く前に変装をしようと計画を立てたはずが、何があったのでしょうか。
文次郎と兵助が女装させられるという謎の絵面が出来てしまいました。
原因はもちろんA氏。当の本人は男装している。
『兵助が女装できるのになぁんで文次郎は男気が無くならないの?』
文次郎「余計なお世話だァ!」
留三郎「アッハ↑wwwwww文次郎wwwwwwお前wwwみっともねぇ!wwwwww」
伊作「留三郎は黙って」
留三郎「イダッ」
文次郎は相変わらず女装には向いていないらしく、隣にいる兵助と比べたら天と地の差がある。
兵助「なんで俺まで…」
三郎「同じ男なのに兵助が綺麗にみえる…」
雷蔵「僕、A先輩の考えてることがよく分からないよ」
こうして変装(文次郎と兵助は被害者)した五六年生は町へ向かうのであった。
伊作「ところで、なんで文次郎と兵助に女装をさせてAちゃんは男装なんだい?」
『んー?気分よ、気分』
伊作「気分……」
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