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三郎「お言葉ですが、先輩方が今後A先輩のお傍にいられないほど忙しくなるのであれば我々が先輩のお傍にいますよ。先輩方とは違って”暇”ですので」
小平太「なんな嫌な言い方だな…」
三郎「それはすみません」
反省してるような謝り方など知らないであろう鉢屋三郎。ニマニマしながら六年生を見る尾浜勘右衛門。
流石は学級委員長委員会です。度胸ある。
『いさっくん〜お腹空いた〜』
伊作「えっ？あ、はい！」
医務室からAの声が。
それを聞いた途端伊作はすぐ部屋の中に戻った。
『なんか口に入れたい』
伊作「えっ…お粥でいい？」
『ガツガツ系食べたい』
伊作「ダメだよ！熱なのに！」
『えー』
腹が減ったAはガツガツ系の物が食べたいと言うが伊作がそれを頑固拒否。
病人は栄養にいい物を食べとけ。
長次「…伊作、ボーロはダメか？」
伊作「長次…！！ボーロはいいよ僕も食べたいし」
『いさっくんが食べたいだけじゃん！もんじ、鍋作ってよ得意でしょ？』
文次郎「おっしゃあ任せろ！」
伊作「も、ん、じ、ろ？」
文次郎「あ」
Aに頼られたのが嬉しかったのか、ついつい張り切ってしまう文次郎だが我らがいさっくんがそれを許さなかった。
仙蔵「Aの代わりに私が鍋を食べてやろう」
『仙ちゃん性格悪いね？殴っていい？』
勘右衛門「俺がA先輩の為に美味しいもの買ってきますよ！」
『うん、ありがと』
いつもならここで『ありがとう勘右衛門だいすき♡』や『愛してるー！』等の後輩甘えモードに入るはずなのだが、
兵助「あれ、先輩冷たい…まぁ熱だししょうがないかな」
熱のためそんな体力はなかった。
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