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「ち、チアキくん…」
驚いて思わず後退りしてしまった
会いたくなかったからとかではなく、彼の目が怖かったからだ
チアキ「それ…」
「あ、あぁ、チアキくんのキーホルダー…だよね?」
チアキくんは私が片手に握ってるキーホルダーを指さした
私はそれをチアキくんに差し出す
声が少し震えてしまっているけど、大丈夫だよね…?
チアキ「あんがと、やっぱりAは優しいね」
私からキーホルダーを受け取ると彼は優しく微笑んだ
それを見て、いつものチアキくんだと思った
チアキ「ずっと話がしたかった、来て」
「え、あ!」
私が話す間も無くチアキくんは腕を引いて体育倉庫裏の方へ私を連れていく
さっきの笑顔はいつものチアキくんだったけど、やっぱりまだこわい
以前のチアキくんはどこに行ってしまったんだろう
本当は行きたくなかったけど、断るのが怖かったので私はそのままついて行った
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チアキ side
やっぱり僕の予想通り、Aは罠にかかった
蛇のキーホルダーを落としたふうに装ってAに拾わせた
Aの帰る時間帯と通る場所はもう全部把握済だ
そしてこのキーホルダーもAは僕のだってわかっている
最近避けられてる様な気がしたから声をかけることができなかった
だからこうして僕の元へ来るように策を考えた
やっぱりAは純粋で優しくておバカだから
僕がいないと不安になっちゃうね?
さぁ、A
僕とゆーーーっくりお話、しよ?
クウカ「…Aさんと…蛇山くん……?」
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アサリ - 続きを書いてくれてありがとうございます。続きを頑張ってください。 (4月6日 16時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - このお話の続きが楽しみです!続きを頑張ってください。 (4月3日 15時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 一話一話凄すぎませんか!?続き楽しみにしてます! (3月30日 21時) (レス) @page17 id: 7b7fd59383 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - おり.ふら付いてます〜 (1月29日 17時) (レス) id: 9562a9c5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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