振り向いてくれない彼女2【霧隠ラント】

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生徒会の集まりの後、コマカがクウカを呼び止める







コマカ「七雲さん、ちょっといい？」

クウカ「え？あ、うん！」






集まりの後、生徒会男子メンバーは先に帰宅し女子メンバーの二人は今日の掃除担当として残っていた





掃除が終わるとコマカはクウカを呼び止めた









コマカ「会長元気なかったんだけど、何かあったでしょ」

クウカ「う…やっぱりわかっちゃう？」







図星をつかれるクウカ

クウカはそのまま嘘偽りなく事の経緯を話した






コマカ「そう…見られちゃったのね」

クウカ「うん…私にもチャンスが欲しいと思ったの」







今まで溜めていた気持ちを全て話し始める

話していくうちにクウカはポロポロと涙を流し始めた








クウカ「でも、結局何をしてもラントくんの気持ちは私に向いてくれないって分かったの…だからもう諦める」

コマカ「七雲さん…」






もうラントのことを諦めるというクウカ

それを聞いてコマカは泣いてるクウカの背中を優しく摩り話を聞いてるだけだった







クウカ「Aさんとラントくんに謝らなきゃ…許してくれるかな……」

コマカ「きっと許してくれるわよ、二人とも優しいから」

クウカ「…うん、そうだよね！」








クウカは涙を拭い笑顔を見せる

そして二人は仲睦まじく寮に帰ったのであった

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