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危機 ページ14

ラント side






ラント「それはどういうことだ!?」





クマ子の一言に頭が回らない


Aが危ない、ただそれだけが頭の中を支配している










クウカ「蛇山くん…彼はとても優しい人だと思ってた…でも違ったの」









話を聞くと



蛇山のAに向けている気持ちは私と同じ”好き”の感情を持っている

しかし彼の愛情は正常なものではなくクマ子は異常と感じ、恐怖を覚えていたという





先ほど蛇山に連れて行かれるAの姿を見たらしく、私を探しに来たのだと











クウカ「Aさんが何されるかわからない、だからラントくん早く行ってあげて!」




ラント「…っ!助かった、クマ子!」











俺は鞄をがっしりと抱え恐らく二人がいる体育倉庫の方向へと走った














クウカ「…お幸せにね、ラントくん










大好きでしたっ…」
















クマ子の声に気づかずに
















ラント「くっ!A、無事でいてくれ!!」














今はそう願うしかなかった





まさか、学園で体育の授業以外でこんなに走るとは思わなかった

だが、今はただただAの安否が気になる

















体育倉庫が見えてきた頃には嫌な予感がした



















バンッ



















ラント「A!!!」

















「ラン、トくん?」




チアキ「は?」














重たいドアを蹴り開けるとそこには、



首を絞められているAと、その上に乗っている蛇山の姿











ラント「何をしている!」











急いで蛇山のことを突き飛ばした


そして意識が朦朧としているAを抱き上げる

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アサリ - 続きを書いてくれてありがとうございます。続きを頑張ってください。 (4月6日 16時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - このお話の続きが楽しみです!続きを頑張ってください。 (4月3日 15時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 一話一話凄すぎませんか!?続き楽しみにしてます! (3月30日 21時) (レス) @page17 id: 7b7fd59383 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - おり.ふら付いてます〜 (1月29日 17時) (レス) id: 9562a9c5f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるとん。 | 作者ホームページ:コロナしね  
作成日時:2024年1月26日 14時

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