・ ページ12
「私だって好きだったよ!でもチアキくんは変わってしまった…私の知ってるチアキくんはもっと優しかった!」
反論するように叫ぶ
チアキくんの方を見ると彼の拳は震えていた
チアキ「…あの時、Aを助けたのは僕じゃなくて会長って言った途端避けるようになってくせに…」
「…!」
チアキ「そんな、助けてもらってたら誰でもよかったのかよ!」
「わっ!」
勢いよく地面に叩きつけられる
細い腕にどこから力が湧いてんだか、全然反抗できない
チアキ「Aは僕の表しか見てなかったんだ」
「チアキくん…」
チアキ「僕の本性を知らなかっただけ…君は僕の本来の姿に気づかずに騙されてたっしょ」
「何を言って…」
チアキ「僕はそんな君を守りたいだけなのに…なんで、なんでッ」
ぽたっ
チアキくんの涙が私の頬に落ちる
こんな弱々しいチアキくんは始めてみた
「ごめん…チアキくん」
でも、私はもう正直にならなくちゃ
流されてはいけないんだ
「私、気づいたの。私、ラントくんが好き。だからチアキくんの気持ちには応えられない
だからこの手を離して 」
そうはっきりいうとチアキくんは顔が見えなくなるほど俯いてしまった
これで分かってくれたかな…
そんな期待も込めてしばらく待っていた
すると、
チアキ「そっか」
「チアキくん…!」
チアキ「僕を受け入れてくれないAなんて、消しちゃえばいいっしょ」
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アサリ - 続きを書いてくれてありがとうございます。続きを頑張ってください。 (4月6日 16時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - このお話の続きが楽しみです!続きを頑張ってください。 (4月3日 15時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 一話一話凄すぎませんか!?続き楽しみにしてます! (3月30日 21時) (レス) @page17 id: 7b7fd59383 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - おり.ふら付いてます〜 (1月29日 17時) (レス) id: 9562a9c5f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ