vampire boy？3【黄 / ヤンデレ】

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彼の目は真っ黒に染まっていた。



『さ、3年生の先輩でっ…』

るぅと「チッ…めんどくさい奴らが相手になりましたね」



手を離してくれると、会長は更にイラついた素振りで生徒会室に戻る。




るぅと「…今日は帰りますよ」

『え？でも仕事は…』

るぅと「君が狙われている以上、ここにずっといる訳には行きませんし」



と学園の外を見ると既に送迎の車が来ていた。



るぅと「つべこべ言わずにほら」

『は、はい…』




┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈




さとみ「…ふぅん、俺らバレたんじゃね」

ジェル「バカ言うなって、まだここきて1週間も経ってへんから」



当のさとみ達は窓から2人が車に乗るところを見ていた。

Aを見る目は獲物を狙う時の鋭い目付き。



ななもり「どうする？早くしないと俺ら退学にされちゃうよ？」

さとみ「さっきの作戦通りで明日アイツを”攫う”分かったな？」

ジェル「……はぁ、しょうがないよな」



さとみに逆らうことは死ぬ事と同じ。

2人は決して逆らう事はできない。

たとえ血の繋がっている兄弟だとしても。

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