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『…大丈夫だよね』
生徒会室近くに戻ってくると後ろを振り返った。
あの3人が追ってきてないか、強く警戒してた。
あの3人からは普通の人間らしさを感じれなかった、寧ろ人間とは程遠い気配を感じ取れた。
化け物…幽霊……いや、……吸血鬼、とか。
もし、彼等が吸血鬼だとするならばるぅと会長が最初に私に言っていた、
” 貴方が生きてる以上、貴方を狙うものや血を欲しがる吸血鬼が貴方に近づくでしょうね。世間に知り渡ればの話ですが ”
『…っ』
そう言われた言葉が脳をよぎると体が震え出した。
彼等が吸血鬼なら必ず私の血を目的に私を狙うに違いない。
『どうしよう…』
相手は3人。
いつ狙われるのかすら分からないこの状況でどうやって彼等から逃げるのだろうか。
それか、会長に相談するべきなのか…?
るぅと「何してるんですか」
『!!』
るぅと「僕、仕事たのみましたよね…?ここでなにして…」
『会長!!助けてください!!』
怒っている会長に飛びついた。
仕方ないけれど、今頼れるのはこの人しかいない。莉犬くん達が帰ってこない限り私はずっとこの人に頼って生きていくしかないのだ。
泣き目で飛びつかれた会長は目を大きく見開き珍しい物を見るような目で私を見た。
るぅと「ど、どうしたんですか急に…」
会長らしくないけど、彼は驚いていたようでいつの間には涙が溢れ出していた私の頭を優しく撫でながら聞いた。
『こな学校に他の吸血鬼がいて…それで私、狙われてるかもしれないて…』
そう言った瞬間、会長の手は私の頭から腕に変わっていた。とてつもない力の強さで掴まれていた。
『い”っ!?会長どうしたんですかっ…』
るぅと「だれ?」
『え?』
るぅと「誰ですか?その吸血鬼らしき人物は…」
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - 一気読みさせていただきました。とっても面白かったです!、無理せずに、頑張ってください!続き待ってます! (8月5日 21時) (レス) @page28 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎん - おも (2023年4月9日 10時) (レス) id: e39f884148 (このIDを非表示/違反報告)
アカサ - おもしろいです!!こうしんがんばってください!! (2022年10月2日 10時) (レス) @page24 id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)
滴鬱くん - Rページってどうやって飛べますか❔ (2022年3月27日 11時) (レス) id: ab59d3a5ab (このIDを非表示/違反報告)
湊 - さとみ。暴力,,,,,,,,,,反対!(え。何故に) (2022年3月12日 10時) (レス) @page13 id: 2ed81884f0 (このIDを非表示/違反報告)
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