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それを聞いた途端、震えが止まらなくなった。
るぅと「貴方の一家は代々吸血鬼に血を提供する一家でしたが、何年か前に何者かにより神崎の人間は絶滅したと言われていました。今になってまだいるとは驚きですが……」
『……それと、私の両親が殺されたのとは何か関係があるんですか……?』
莉犬「Aちゃん……」
私の両親は、5年前に何者かによって虐殺された。
同期不明のまま、警察はその事件を放置したのだ。
るぅと「きっと、神崎を狙っている物の仕業でしょう。」
るぅと「貴方が生きてる以上、貴方を狙うものや血を欲しがる吸血鬼が貴方に近づくでしょうね。世間に知り渡ればの話ですが」
ふっと、笑いるぅとさんは腕を組んだ。
……絶対何かあるんだ。
るぅと「もし、貴方が我々苺谷家に血を提供するのでしたら貴方の命は我々が守ります。」
『それは……』
るぅと「悪い条件では無いでしょう?」
……確かに、両親みたいに殺されるのなら私はこの人たちに守られていた方がマシなのかもしれない。
けど、代わりに血を提供するってことはころん先輩にされたみたいに血を……
そう考えたら震えが増した。
るぅと「大丈夫です、血を提供するのはころんのみです」
『は?』
るぅと「時期当主ですから」
なるほど、当主のみ血を提供すれば良いって事か
なら……
『わかりました……やります。』
るぅと「ふふっ、話が早くて助かります。莉犬」
莉犬「はーい」
すると、莉犬くんが私を連れて教室へと行く。
るぅと「では、また後で」
そう笑うるぅと会長の顔はいたずらっ子に見えた。
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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
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