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彼女がいなくなるのを確認すると、ほっとする。
ころん「なにしてんの?」
『へっ!?』
すると、いきなりころん先輩が隣に現れた。
さっきまで教室にいたはずの彼が
ころん「さっきの、見てたでしょ?」
『えっ?な、なんのことですかっ……』
ころん「ふふっ、とぼけなくていいよAちゃん」
どんどん近づいてくる先輩からにげようとすると、まるで逃がさないとでも言ってるように私の手を掴んで離さない。
それどころか、どんどん力が強くなってる。
『いっ……』
ころん「ねぇ、僕が怖い?」
『えっ……』
目を見ると、光が無くなっていく彼。
その笑顔が怖くてポロポロと涙が出てくる
ころん「あー……泣かせるつもりはなかったんだけどな」
『ひっ……』
ころん「ねぇ?Aちゃん」
また、彼の顔を見てみると透き通った青い目が真っ赤な目に染まっていた。
真っ赤な血のように_______。
ころん「いっ……あつっ……」
すると、ころん先輩はいきなり目を抑えながらその場でしゃがみこんだ。
『こ、ころん先輩……?』
本当ならここで逃げればいいのだけど……
人が苦しんでるのに逃げるなんて、今の私には出来なかった。
ころん「ふふっ……なるほどね……Aちゃん、君は面白い子だね」
『え?』
その週間、先輩に押し倒されさっきまで苦しんでいた彼が物欲しそうな顔をして私を見つめる。
ころん「なんで僕達がAちゃんの事知ってるか気にならない……?」
『え……』
ころん「それはね、君が特別な人、だからだよ」
私の首を謎り、ころん先輩は顔を埋め、優しく舐めた。
その瞬間、とてつもない痛みが首に伝わった。
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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
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