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ころん「?、何か気になるものでも?」
私がずっと額縁を見てることにころん先輩が気がつくと、さっきまで走っていた足を止めて私と一緒にその写真を見た。
しかし、彼はその写真を見て何故か浮かない顔をした。そして、私の手をギュッと強く握った。
怖いのだろうか、握る力がどんどん強くなる。
でも、吸血鬼の力は人より何倍もあるのでその痛みが耐えられなかった。
『先輩っ……、』
ころん「……!あぁ、ごめんごめん」
私が痛みを顔に出すと、先輩はすぐに力を弱めた。
ヘラヘラ笑うのが当たり前だと思っていたけど、こんな顔もするだなぁ……。
あ、そうだ。この女の人達はみんなに何か関連でも……
ころん「Aちゃんは鋭いね、この写真に目をつけるなんて。さっきの速さの中でこの写真を見つけるなんてやっぱり面白いよ」
確かに、さっき走っていた時は周りなんか見えないくらい早く走らされていた。
でも、ふと視界に入ったのがこの3人だったのだ。
赤い髪をした女性は顔が小さくて可愛らしい女性であり、瞳の色が真っ黒。
どこか悲しげな顔をしている。
青髪の女性は周りの2人と比べたら申し訳ないがとても綺麗でお淑やかそうな方。
金髪の女性は綺麗だが、金髪の方が目立っている。
ころん「あーこれ…………Aちゃんには関係ないよ」
『あ、ちょ』
すぐに手を引かれて次は瞬間移動された。
あの写真……なんだが凄く気になる。
戻る時にもう一度見に行こう。
なんて考えていたら、いつの間にかリビングに到着していた。
『へ……』
しかし、知らない女の子が3人いる。
莉犬くんとるぅと会長にベタついてる2人とソファでゆっくり座ってる1人。
でも2人は嬉しくなさそう。むしろ嫌そうな顔をしてる
ころん「うわー……タイミング悪っ」
ころんさんがそう呟くと、もう1人ソファに座っていた子が、こちらに気づき寄ってくる
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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
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