私を狂わせた幼馴染 【stpr】

■ ページ41

ーAsideー

ただいま女子に睨まれてます

そりゃそうだよなぁ…皆人気だし、幼なじみだって女が一緒にいる事に変わりないもんね

だったら…逃げるは恥だが役に立つ！←

『…莉犬ころんバイバイ！！！！！』

後ろで莉犬が｢A!?｣なんて言ってるのを無視して全速力で走った

女子に恨まれたら大変な事になるからね

てか女子の私を見る目が変

…いじめの時もそうだ。皆ヒソヒソ話してて、まるで異人見たいに冷たい目を向ける

『ﾊｱｯﾊｧ…ｯｺﾞﾎｯ』

やっぱトラウマって消えないんだな

『ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…ﾊｧつかれたぁ、』

るぅと｢あ、Aだ。おはよう｣

『あ、おは…よ、ｺﾞﾎｯ』

あれ、なんか頭が真っ白に…

『る、ぅと…』

るぅと｢A!?｣

私は意識が朦朧とした中、目を閉じた

＊＊＊＊

『ん…』

ころん｢A…！｣

莉犬｢良かったー…｣

目の前にはカラフルな6色が

『え、何なに』

るぅと｢A倒れちゃったんですよ、｣

ななもり｢いきなり全力で走ったから脳に血液が回らなくなって意識が無くなったと…｣

ジェル｢まじ救急車呼ばなあかんと思ったわ!!!｣

さとみ｢A病気とかしないもんな…どんだけ走ったんだよw｣

え、倒れたんだ私

『あー…、なんかごめんね？』

『ﾊｯそうだ！授業は!?』

ころん｢皆抜けてきた〜｣

『そんなこと…』

ななもり｢生徒会長なら出来るんですねぇ｣

ななもりパワー…

ななもり｢でもAも起きたし皆は授業行くよ｣

ころん｢えーせっかくだし早退しよーよ〜｣

ななもり｢生徒会長が許しません｣

ころん｢鬼〜！｣

ジェル｢俺テストあんねん…そろそろ戻るわ、｣

『あ、ばいばい！テスト頑張れ！』

ジェル｢…！おう！｣

ころん｢僕もテストだ…ばいばーい｣

『ころんかませ！いける〜！』

ころん｢っありがと！｣

さとみ｢俺も応援して〜｣

『がんばー(棒)』

さとみ｢酷くね？｣

『んふwさとみがんば〜!!!』

さとみ｢ん…じゃ、行ってくるわ｣

『ばいばーい！』

ななもり｢Aは…まだ安静にしててね｣

ななもり｢俺生徒会の仕事あるからるぅとくんA見てて？｣

莉犬｢俺は？｣

ななもり｢莉犬くんは悪い噂を聞いたので信用出来ません｣(前々回)

莉犬｢ぐぬぬ…｣

『莉犬、頑張ったらラーメン一緒に食べに行こ！』

莉犬｢え！いくいく！頑張る！｣

莉犬｢ばいばーい！｣

『ばいばい』

ななもり｢じゃ俺も。しっかり休んでね〜｣

『はいよ〜』

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