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夜中
喉が渇いてリビングに行こうとした時だった
なにか物音が聞こえる
恐る恐る階段を降りて様子を見ようとした
家族は旅行中で私以外家にいないはず
だとすると泥棒…?
ゆっくりとリビングのドアを開けた
『え、莉犬…?』
莉犬「あ、せんぱぁい。こんばんは」
スーツケースを整理していた莉犬がいた
『な、なんでいるの?こんな時間に』
莉犬「いやぁ今日から先輩と同棲しようかなって!」
リビングの机に並べられてるのは歯磨き粉、歯ブラシなど生活に必要な物が沢山置かれていた
『…莉犬、帰って。私に関わらないでって言ったじゃん』
莉犬「え、何言ってるんですか?今日から俺達は同棲生活をするんですよ」
ダメだ、話が全く通じない
完全に自分の世界にはいっている
莉犬「先輩のお父さんとお母さんは旅行中で、しばらく帰ってこないんですよね?」
『な、なんで知って…』
莉犬「先輩の事なら、何でもわかりますよ!」
莉犬は今、完全に話が通じない状態だ
というより、どうやって家に入ってきたのだろう
寝る前は必ず鍵も閉めているはず…
莉犬「まったく…先輩ったら人の目に入る場所に鍵置いちゃダメじゃないですか。ちゃんとしまって置かないと俺みたいに合鍵作っちゃう人が増えちゃいますよ」
『あ、合鍵…!?』
チラチラと合鍵をみせつけてくる
いつの間に私の鍵を盗んでつくったんだろう
『…莉犬、自分のやってること分かってる?犯罪だよ』
莉犬「あれぇ、先輩いいんですか?俺にそんな口聞いて…俺、いいもの持ってるんですよね」
と言ってポケットから出してる物は
【スタンガン】
『ッ!?』
莉犬「大丈夫、大人しくしてれば痛くないですよぉ…だから先輩…」
そこから1歩も動かないでくださいね!
どうしよう
このままじゃスタンガンにやられて気絶してしまう
逃げるには莉犬をドアから離れさせなきゃならない
莉犬「逃げることばっかり、考えるんですね先輩」
『…悪い?』
1つだけ方法はある
全力で押し倒してこのリビングから出ること
もう、やってみるしかない
莉犬「先輩、直ぐに楽になりま_____」
次の瞬間、莉犬を押し倒して急いで自分の部屋に戻って行った
莉犬も私を追いかけてくるが、私は直ぐに部屋の鍵をしめた
ドンドンとドアを叩く音
ガチャガチャとなるドアノブの音
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りほ - うわぁぁぁぁぁぁぁ!最高です❣さとジェルに名前を呼んでくれた嬉しねんけど❣何回も見れる❣ジェルくんのうちの間の子供⁈嘘やろ!? (2022年12月10日 21時) (レス) @page33 id: b63952884c (このIDを非表示/違反報告)
りほ - 推しのジェルくんが名前を呼んでくれた🧡嬉しいです (2022年12月10日 21時) (レス) @page50 id: b63952884c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 大人組のヤンデレを書いてほしいです。 (2021年3月24日 17時) (レス) id: 9659c34de0 (このIDを非表示/違反報告)
つと - 私[るぅころがあああああああ!! うわああああ!!好きだああああ!」こ「なにこいつきもっww」 る「精神異常者....こ○すよ??」 私「え.......うわあああああん!!」る こ「ホントナニコイツ」 (2020年11月22日 19時) (レス) id: c8bdd24a8f (このIDを非表示/違反報告)
ころんの嫁 - さとジェルのところの拷問とは何をしたんですか? (2020年11月1日 16時) (レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるとん | 作者ホームページ:見てみた〜い?見てみた〜い?飲んでるところが見てみたい!!
作成日時:2020年1月6日 23時