幼馴染みの勘。【ヤンデレ短編集/すとぷり】

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『お邪魔します…』

さとみ「そんなに緊張しないで？」

『は、はい！』



さとみ先輩の家はかなりお洒落であった
自分より女子力あるんじゃないかと疑うくらい



さとみ「飲みたいもの、ある？」

『私はなんでも…』

さとみ「はいよ」



キッチンに行って飲みたいものをいれにいった
しかし、来たのはいいんだけど、必要な物がない…パジャマとか下着とか…



さとみ「また暗い顔してる」

『あ、せ、先輩！私今日何着て寝れば…』

さとみ「もうそんな話？」

『あ、す、すいません…』

さとみ「いいよwパジャマは俺の貸してあげる。大きいかもだけど」

『ありがとうございます…！』



すると、いきなり隣に座ってきた先輩







さとみ「ねぇ、A。愛情表現ってどんなのがいいと思う？」

『愛情表現…』



私には全く縁のない話…
けど




『人それぞれ、だと思います』

さとみ「そっか」








さとみ「じゃあ、Aは受け入れてくれるよね」

『えっ？』




さとみ先輩が取り出したのはスタンガン




『な、なんでスタンガン…！？』

さとみ「ずっとまってた…この日を…Aが、大好きなお前が家に来るのを」

『っ…』





まさか、さとみ先輩もヤンデレだなんて言うの？




『なんでこんなことを…！』

さとみ「なんで？だって、これが俺の愛情表現。莉犬もあれが愛情表現なんだよ？わかんない？」

『わっ、わかんない…！そんな物を持ってまで…！』

さとみ「そっかァ、残念」




もっているスタンガンをあてられ、気絶する



✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼




莉犬「はぁ…」




さとみの家の前にやってきた

きた…けど

何だか、違う匂いがする、違う雰囲気がする






あぁ、そうか







一足遅かった





10．愛情表現【さとりーぬ】END

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