動物達とお別れのようです【すとぷり】

さよならは唐突に ページ34

ぶるぶると震えてる莉犬を家に連れて帰ると、みんなが待っていてくれた




るぅと「莉犬！？大丈夫なの！？」

ころん「心配したんだよ！！！！」




みんなが莉犬を心配そうに見つめる。しかし莉犬は何も発さない。震えて言葉も出ない





私がリビングへタオルを取りに行こうとすると






莉犬「ご主人様っ……」






私をぎゅっと抱きしめたその時だった







『ちょ……！』






目を開けなるくらいの眩しい光が私を襲ってきた






『み、みんな……！』






周りが心配になって必死に目を開こうとするが、開けない






光が収まると、ゆっくり目を開く







『あれ……』







光は強かったが、みんなには何も……ってあれ







『みんな、なんど動物に……？ななもりまで』







動物になれないはずのななもりが動物の姿になっていた







『おかしい……まあいいや。みんな、お風呂入ってきて？』







そう言うが、みんなはまだ動物のまま







『どうしたの？早く行ってきなよ』







……まさかとはおもうけど







『人間に……なれないの？』







震えた声でさとみに向けていうと、ｺｸﾝと頷いた







『……なんで』









『なんで、よぉ……』









泣きたくないのに









『みんな……どうしちゃったの！？なんでいきなりこうなっちゃうの……』








私はこれを、さよなら。の合図だとは知りもしなかった＿＿＿＿＿＿。

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