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ころん「わぁ……!」


国の外は綺麗な滝、高い気に広い草原
たくさんの小鳥達
危ない雰囲気等は無かった



「やっぱり!狼がいるだなんて子供騙し!」

「国の外ってすっごく素敵ね…!」



みんなが目を輝かせている
僕も国の外に出るのは今回が初めて
今まで狼がいると言われて出ようとしなかった

でも、なんでだろう
大人って嘘までついてこの景色を独り占めしたいのか…?

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


「あおー!あっちにでっけぇ滝があるぞ!」

草原で散々遊んだ後、喉が乾き近くにあるでかい滝にみんなで走って行く

綺麗な水でみんなは手ですくんで飲んでいた
ほんとに国の外は綺麗で楽しい世界であった

本来の動物なら国になんて居なくて自然の中でサバイバル生活の筈であった

僕の先祖様がこの国を作ってからは国の外から沢山の山羊がこの国に住み着いた

この国の中で1万年以上の平和が続いたのだ




「ん…?」

みんなで水を飲んでいると、1匹の子ヤギがチョロチョロ周りを見始めた



ころん「どうしたの…?」

「なんか…凄いものがいる気がする」

ころん「凄いもの…?」



周りを見てみるが特におかしい事は無かった
みんな気のせいだと思っていた



「日が暮れるし、国に帰るかー!」

「みんなで怒られようなw」



国の方面へ向かったその時だった…




狼「おい、こ山羊がいるぞ」




狼が僕らの前に現れた




ころん「っ…!」



それも1匹じなゃい、5匹ぐらい周りにいたのだった




「お、おい…やばいぞこれ」

ころん「みんな、逃げろっ!!!」

僕達は咄嗟に走り出し、1番に国の方へ向かって走った。しかし、狼の走る速度は僕ら子ヤギには叶わない



「いやあああああ!」

仲間が食われた



ころん「!!」

「走れ!」



僕ともう1匹残された子ヤギと一緒に全力で走った
けど、後ろにはまだ1匹狼がいた
多分、僕を狙ってる

怖い…だかれ助けて



「あおっ!」ドン



友達が、僕を庇って狼に襲われた
立ち止まろうとしたけど、足が言う事を聞いてくれなかった。

何故か、止まってくれなかった
後ろからは残酷に食われてる友達の声が聞こえた


ごめん、ごめんね

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音兎 - 初コメ失礼します!すとぷりと原宿...楽しそうですね!いいなぁ〜 (2021年5月17日 15時) (レス) id: 676d0f88d2 (このIDを非表示/違反報告)
海歌 - イラストいいですね!!!!妹ちゃん凄すぎだろ!!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: afebd09899 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん(プロフ) - Yuriさん» もうとっくに治りましたよ(TT)ご心配ありがとうございます! (2020年3月12日 19時) (レス) id: 0139bed6a4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - あるとんさん、左手の骨折は治りましたか?でも、1ヶ月以上経っているので治りましたよね………………では、小説頑張って下さい。健康に気をつけて下さいね。私も健康に気をつけます。 (2020年3月12日 19時) (レス) id: eb722fcbd6 (このIDを非表示/違反報告)
眠井音夢 - 続編おめでとうございます!この小説大好きです。更新頑張ってください! (2019年11月20日 19時) (レス) id: f41896a647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるとん | 作者ホームページ:見てみた〜い?見てみた〜い?飲んでるところが見てみたい!!!  
作成日時:2019年9月22日 9時

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