赤髪くんの愛情表現。【 eiji 】 (ページ3)

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で、なんだかんだあって色んな人とLINE交換してたら

｢A、｣

『え？あ、エイジ。』

いきなり呼び捨てなんかしてくるからちょっとびっくりして、

｢LINE、交換しよ｣

って言ってくるからとりあえずふるふる。

｢ん。ありがと、｣

と、LINEだけ交換してそそくさとそらくんたちの元へ戻って行った。

ここまでは普通。

ここまでは。

でも、それから数日くらいしてから。

突然LINEで

エイジ好きなタイプ何

とか、

エイジ何すき?

とか、

しまいには

エイジ好きな奴いる?

なんて、ド直球で聞いてくるから何となく、ほんまになんとなくやけど、

好きなんかなって思った。

でも勝手に思っとったらきもいし、私の事好きなん？とか聞ける訳でもないから、

とりあえず質問には答えた。

そしたらその次の日に

エ｢好きなんだけど、Aのこと｣

って言われて。

まだそんなに仲良いとは言えないし、ちゃんと話したことのあるuuumイベントの打ち上げからそんなに日にちは経ってないのに

突然告白されて、

戸惑った、うん。正直。

迷ったし、

でも、ここで付き合ったらアバンティーズのリスナーさんにも悪いし、

大して仲良くもないし、まだエイジくんのことちゃんと知らんし、

そんな状況で付き合うっていうのは私的にあんまり良くなかったから

『……あー、ごめん。』

って断った。

エ｢……わかった｣

なんて分かりやすそうに落ち込むから、ちょっと申し訳なかったけど、

そんなエイジくんの背中を見送ることしかできなくて、

で、そこで終わりやと思ってた。

話しかけてこうへんやろ

って思ってたら

まさかの逆で

エ｢俺振られたけど諦めてはないから。

そこんとこよろしく｣

なんて言われてさ？

まあこっから今に至るって感じで。

その日から強烈な猛アタックが始まった。

"写真撮ろ" とか、 "隣座る" とか、

ちょっとしたイベントでも、私が喉乾いたって呟いたらジュースわざわざ買ってくれるし、

さすがにそこまでやられるとリスナーさんに付き合ってると思われるから断ったら

"俺の好きにする"

なんて言われて、

何がしたいんかわからんけど、

ちょっと、調子狂うなあって。