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リョウガ×ラブライバー男子 ページ5

「俺とは同い年。そして笑顔が可愛い。あとねぇ、俺がのんたん、のんたんって言ってると
 いっつもヤキモチ焼いてんの。そんなとこが可愛いんだけどw」

「え、待って。それって………」

いくら鈍感って人でもさすがにこれはわかる。

「………私?」

「………今わかった?前から俺の好きな人はAだよ。」

こんな時にイケボで言うやつ↑。でもなんでだろ。すごく泣きそう…。

「あらら。次はAちゃんが泣いてますぉ?」

「りょうがのばかぁ〜!こっちだって前からずっと片思いしてたんだから!」

嬉しい。てか、嬉しい以外ない。

「これからはお前を絶対離さないから。好きだよ。」

「私もっ……稜雅好きだよぉ………!」

稜雅の腕に包まれる。

その腕はしっかりと私を包んでいた。

「………A可愛い…。」

「恥ずかしい…」

「そんなところが可愛いんだよ?」

どこまでも優しい稜雅。大好き……


そして次の日の朝、稜雅からとんでもない一言が

「あのAさん……俺ら晴れてカレカノになったじゃん。」

“カレカノ”その言葉を聞いただけでニヤけてしまう。

「あの、それでですね………。」

なんか、すごく言いにくそうだった

「どうしたの?早く言って?」

「あの!のんたんのことなんですが!」

のんたん………?まじかよ…

「のんたんのことは大目に見てもらえませんか…?」

うぅ……そんなイケボで言われたら……って!?こいつ私がイケボ弱いのわかってるな!?

「だめですか?」

「…………しょーがないな。大目に見てあげる!今回だけだよ?」

「あざすっ!これほどない喜び!」





こうして私達はお互いの良い所、悪い所を尊重しあい、
今ではとても仲の良いラブラブカップルです♡

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設定タグ:超特急 , 短編集 , ゆのかわ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:ゆのかわ | 作成日時:2017年9月23日 23時

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