【Ｈ×Ｈ】最弱の私がこんな世界で生きていけるわけがない。〈2〉

58話 ページ9

ｷﾙｱ｢Aー！Aの名前あったぞ！｣





『ほんと！どこどこ！』





弱い人こい弱い人こい弱い人こい！(いない)





あれ、成績の割には結構あれだな．．．チャンスが少ないというか．．．





『な、なんで．．．』





ﾈﾃﾛ｢まぁ、お主は成績こそ良いものの、見てる限り他の者の手助けがあっての成績じゃからの。｣





『ｶﾞ━━━━Σ(ﾟдﾟlll)━━━━ﾝ』




そんな時はぜひトランプの成績も入れてください。




ﾈﾃﾛ｢そいじゃ、さっそく初戦を始めるとするぞい。｣





｢第1試合、ハンゾー対ゴン｣





『ゴン！ハンゾーさん！？』





どうしよう。どっちを応援すべきか．．．





うーーーーーーーーーん．．．





ﾚｵﾘｵ｢お、おいあれ！｣





『ご、ゴン！』




う、腕が．．．！

でもゴンはなかなか諦めない。




ついに折れたのは、ハンゾーさんの方だった。




『ｱﾜﾜ)ゴン！大丈夫．．．かな．．．』





ｷﾙｱ｢大丈夫だよ。アイツ、わざと上手く骨折ってたから。．．．治った時の方が骨が強くなるようなやり方でな。｣





『えっ．．．ハンゾーさん．．．』





どこまで優しいんだろうか．．．





｢第2試合、ヒソカ対クラピカ｣





『だめクラピカ逃げてちょー逃げて。
あでもクラピカ強いから大丈夫か。』





ﾚｵﾘｵ｢え。Aお前マジで言ってんのか．．．？｣





『うむ。』





すると、ふいにヒソカさんがこっちを見た。


『？』





ﾋｿｶ｢♥(ｳｲﾝｸ｣





『っ．．．っ！！！(ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ』





『クラピカー！！！！ヒソカさんなんてやっつけちゃえー！！頑張れー！』





ﾋｿｶ｢酷いなぁ♠｣





4次試験でのアレのせいでヒソカさんに拒否反応が．．．





すると、ヒソカさんがクラピカに近づいていって何か言った。





『そこだ！パンチだ！絶対あたる！．．．あれ？』





ﾋｿｶ｢．．．降参♣️｣





｢ヒソカが降参したことにより、第2試合、勝者クラピカ。｣





『えっ．．．』



どうしたんだろう．．．

ヒソカさんが原因なのかな。





『クラピカおめでとう！』





ｸﾗﾋﾟｶ｢．．．｣





『え．．．っと、クラピカ？クラピカってば！』





ｸﾗﾋﾟｶ｢っ！あ、あぁ。すまない。少し休ませてくれ。｣





『うん！おつかれ』



クラピカ．．．元気ないなぁ．．．。



この試験、なんか嫌な感じする。

59話→←57話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す