【Ｈ×Ｈ】最弱の私がこんな世界で生きていけるわけがない。〈2〉

90話 ページ42

ｳｲﾝｸﾞ｢．．．宿でズシが待っています。君たちも一緒に、修行するといいでしょう。｣






『お願いします！！』←






ｷﾙｱ｢．．．いや、いいや。｣






『えっ』






ｳｲﾝｸﾞ｢？｣






ｷﾙｱ｢なんか抜けがけみたいでやだからさ。ゴンが約束守れたら一緒に始めるよ。｣






『ｸﾞｻｯ)抜けがけ．．．』






ｷﾙｱ｢あっ、いや、Aのこと言ったんじゃなくて．．．あくまで俺は！ってこと！；｣






『．．．もん』






2人｢｢？？？｣｣






『いいもん別にぃ！！！(´；ω；｀)』






ｷﾙｱ｢。。。(”もん”．．．)｣






ｳｲﾝｸﾞ｢。。。(．．．”もん”)｣






『ゴンが復帰するまで．．．この2ヶ月で！2人と同じ200階クラスまでいってやる！(ﾆｯ』







______________________________

______________

________


”2ヶ月で200階まで行ってやる”という何とも無理な事を宣言してしまった後、キルアとまたゴンの部屋に戻った。






ガチャ









ｷﾙｱ｢おいゴン．．．｣






ｷﾙｱ｢！(ﾆｺ｣






『どうしたの？』






そこにいたゴンは、ウイングさんに言われるまでもなく、”纏”をしていた。






ｺﾞﾝ｢．．．ぁ、A？｣






『うん！どうかした？』






ｺﾞﾝ｢A．．．！！さっき話せなかったけど俺．．．、ごめん。｣






『え？なにが？』






ｺﾞﾝ｢ｶﾞｸｯ)何って．．．昨日のこと．．．；｣






『あ』






ｷﾙｱ｢あー！！！そうだ！A昨日本当に大丈夫だったか！？！？｣






ｺﾞﾝ｢A、本当にごめん。｣






ｷﾙｱ｢．．．ごめん。｣






『まぁまぁ、あの時はしょうがなかったじゃん！しかもゴンとキルアが謝ることじゃないよ！』






ｺﾞﾝ｢俺、ただの部屋くらいでAを離しちゃって．．．(´；ω；｀)｣






『だ、だから大丈夫だって！;気持ちだけで嬉しいよ！だからもう謝らない！ね？』






ｺﾞﾝ｢．．．うん。｣






『(元気無っ！)』






ｷﾙｱ｢だってあのヒソカだぜ．．．？あ、でもさっきメガネ兄さんと来たってことは本当に送り届けたってことか．．．？｣






ｺﾞﾝ｢確かに！ヒソカはAには意外と紳士なのかもね！｣






いやそんなわけはない。






．．．けど、バカ正直に言ってこの純粋なふたりを怪我し、挙句の果てには遠回りに責任を負わせるなんてできない。。。






私が今2人に取るべき態度は_______

91話→←89話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す