パパラチア ページ4
サファイアが廊下を歩いていると、ルチルが宝石の棒を何かにはめ込んでいた。
サファイア「ルチル、何してるの?」
ルチル「パパラチアに宝石をはめ、動くようにしているのです。」
サファイア「どうしてパパラチアは動かないの?」
ルチル「パパラチアは生まれつき体に穴が空いているのです。」
サファイア「そうなんだ。」
ルチルが最後の宝石の棒をはめ込むと数秒でパパラチアが目を覚ました。
パパラチア「う〜ん、よく寝た。」
パパラチアは近くにいたサファイアに話しかけた。
パパラチア「お前は誰だ?」
サファイア「僕はサファイアっていうんだ。よろしく。」
パパラチア「おお、新入りか。よろしくな。」
パパラチアはサファイアに挨拶をした。
パパラチア「久しぶりに外に出るか。」
ルチル「外に出て平気ですか?」
パパラチア「平気さ。サファイア、一緒に行こう。」
サファイア「うん!」
パパラチアとサファイアは刀を持ち、外に出た。
パパラチア「いやー、久しぶりだな。外に出るのは。」
サファイア「結構眠ってたんだね。」
パパラチア「まぁな。そういえば、フォスも兄になったんだな。」
サファイア「うん。今ではフォスが兄さんなんだ。」
パパラチア「俺がいないうちにいろいろあったんだな。」
サファイア「うん。それでね・・・・」
パパラチアはいつの間にか倒れていた。
サファイア「パパラチア、眠っちゃった。」
サファイアはパパラチアを持ち上げ、学校に運んだ。
サファイア「おやすみ、パパラチア。」
サファイアはそう言うと、また外に出ていった。
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作者名:Rojesuta | 作成日時:2018年6月14日 22時