新しい宝石 (ページ3)

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テスト開始ページ3

サファイアは金剛先生のいる部屋に入り、声をかけた。

サファイア「先生、テストを受けにきました。」

先生「では、この星の成り立ちを述べよ。」

サファイア「はい。この星は六度流星が流れ、六度欠けて六個の月を産み、痩せ衰え、陸がひとつの浜辺しかなくなったとき、すべての生物は海へ逃げ、貧しい浜辺には不毛な環境に適した生物が現れた。月がまだひとつだった頃、繁栄した生物のうち逃げ遅れ、海に沈んだ者が、海底に棲まう微小な生物に食われ、無機物に生まれ変わり、長い時間をかけ、規則的に配列し結晶となり、再び浜辺に打ち上げられた。それが我々である。」

先生「よろしい。よくできたな。合格だ。」

サファイア「やった！」

フォス「よかったじゃん。一発合格だよ。」

サファイア「うん！嬉しい。」

先生「では、サファイア。」

サファイア「はい。」

先生「お前は今日から戦闘に出ることを許可する。」

サファイア「やったー！」

先生「ではこの剣を与える。」

サファイア「ありがとうございます。」

先生「ペアは・・・フォスと組みなさい。」

フォス「サフィーと一緒だ。」

サファイア「うん！頑張ろうね。」

フォス「うん！頑張ろう！」

サファイアとフォスはハイタッチをし、部屋へと戻っていった。