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どうしてそうなった?! ページ42

部長「え?部活を休みたい?」


今私は3年の教室に来ている。部長に来週部活を休むことを伝えるためだ

『はい、突然で申し訳ないのですが』

部長「あ〜、いや、俺は別にいいんだが、、、」

歯切れの悪い。さっさと言えばいいのに

『どうぞ、はっきり仰ってください』

部長「あー、えっと、幸村がな〜」

『幸村くん?私が部活を休むのになぜ彼が出てくるのですか?』

なんなんだ一体

部長「実際部長ってのは名ばかりなんだよ」


、、、は?突然のカミングアウトに呆然。

部長「テニス部の実権を握ってるのは幸村と言っても過言ではないんだよ。実力も俺より上だし、ただ学年が上なだけで部長なんだよ」

なんとなくわかる気がする。それにこれなら入部の時のことも納得だあの時彼は「部長には俺から話を通しておいたから」と言った。実際は通しておいたのではなく部長氏に拒否権がなかっただけだったのね、、、。

『わかりました。私が直接幸村くんに話してきます』

部長「す、すまん。」


先輩が後輩を怖がってどうなのよ


場所は変わって1年の教室

『幸村くんいるかしら?』

私の声に女子が一斉に振り返った。
あたりからは"あの子入学式の" "幸村くんになんの用なのかしら" などの声が聞こえてきた、女子って怖い、、、

幸村「Aさん?どうしたの?」

『幸村くんに言うことではないと思うのだけど一応言っておこうと思って』

"テニス部の実権を握ってるのはあなただから"
なんて口が裂けても言えないわね。

『私、来週部活を休むから』

幸村「え?なんで?」

なんでって、そこは「わかったよ」で済ませてよ!!


『いや、その、、、約束があって』

幸村「約束?」

そこもツッコムの?

『言わなきゃだめ?』

幸村「うん、だめ」

即答ですか。

『中学のチームメイト達が練習試合をやるらしくてどうしても応援に来てほしいって言われて』

幸村「ふーん あ、蓮二」

蓮二?、、、あ、柳くんのことか

柳「どうした、精市」

幸村「来週俺とAさん部活を休むから」

え?何がどうでそうなった?!

柳「わかった、弦一郎には俺から言っておこう」

幸村「あぁ 頼むよ」

何を考えているのかさっぱりわからない。
ていうか柳くんちょっとは止めてよ!

柳「諦めろ、A。こうなった精市は止められない」

何気心読まれてるし死亡フラグだし、最悪だ。

どうしてそうなった?!幸村side→←わんこ再び!



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設定タグ:テニプリ , 黒バス , 混合   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ゆう | 作成日時:2015年4月23日 2時

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