雨が降ったあとにはそこにある【水溜りボンド】５

＿ ページ31

刃が危ないからって2人は私にノコギリを渡してくれなかったから、ドライバー担当の私。


カ「俺がこの網でAとトミー守るわ」

ト「おぉ」

『頼む』

ト「いてっ」

カ「あ！いるいる！」←網めっちゃ振る

『うそうそ』

カ「あ逃げた」

ト「おーい守り弱すぎだろ、俺狙われてんじゃん！」

カ「あははっ」


*.


ト「おっしゃ捕まえた」

カ「うぇーい」

ト「てめぇ許さんぞ、うちのAの一撃くらえ」

『え？(笑)』

ト「そこの破片で叩いちゃえ」


*.


壁建てたら入んないし。


ト「やば、入んない」

『まじ？作り直し？』

カ「あれだよ、俺らがおーちゃくして横やっちゃったからだ」

ト「あー」

『( ˘•ω•˘ )』

カ「Aそんな拗ね顔しても壁は移動しないから(笑)」


やりますよ、ちゃんと作り直すよもちろん。


*.


トミーとカンタがはしご使って屋根を作ってくれてる間に、残りの材料の印付けをしていく。


『ドア部分切っていー？』

カ「え！ダメ！俺やる」


家の内側からトミーの支えに入ってたカンタが駆け寄って来た。


ト「ねー危ないじゃん、Aこっち来て！あ、カンタから貰った大切な釘なくした」

カ「そんなのAから貰えばいいんだよ」

ト「にひひっ」


*.


ついについにドアもつけ終わりまして


カ「ラスト1本！いきます！」


カンタがドアの接続部分の最後の釘をとめた。


『いぇーい！』

ト「閉めてみていい？」


＿ﾄﾞﾝｯ...


ト「あ"ぁ？」

『(やべ)』

カ「(*´・д・)？」


上開いてるし(笑)


ト「あれなに？」


カンタはドア凝視してるし、トミーは私のほうめっちゃ見てるし。やめて？(笑)


『空気穴』

ト「いらん」


はい、いただきましたトミーの即答いらん。
やり直しまーす。


*.


【完成】


やっとできた私たちのマイホーム。200万人達成も記念して、200万人の家と名付けました。
家の床にゴロンしてみたら疲れが取れそう！
でも、サウナ並に熱い。木の匂いがすごい。熱い。
あ、あと男2人分の汗の臭いがすごい。


ト「以上今日の水溜りボンドでした！」

カ「はい是非チャンネル登録してください」

『じゃあまた明日〜ありがとうございましたっ』



＿エンディング後



『暑い死ぬ』

ト「家ん中いると汗のこにおいもりそうだな」

カ「俺ら2人分のでしょ？(笑)」


中にいるAとトミー、外にいるカンタで話す。


ト「俺らくさい？」

『いつも通りかな』

カ「いつも通り？(笑)」

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