雨が降ったあとにはそこにある【水溜りボンド】５

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私が向かったのは、“OCEAN TOKYO Sunny”
すごくアットホームな感じで落ち着く...

トミーharajyukuのほうに行ったらしい。三科さんに切ってもらうのかな？

私の髪の毛をやってくれるのは、OCEAN TOKYO唯一の女性スタイリストのみなみさん。


み「どんな雰囲気にしたいとかありますか？」

『いつもそんな決めてなくて。あんまりイメージ壊しちゃうのもあれかなって考えちゃうからだと思うんですけど』

み「あーそうなんですか！」

『全部おまかせにしてもいいですか？(笑)』


やっちゃったよ、YouTuber出しちゃったよ。


み「いいんですか！？」


鏡越しに私を見つめるみなみさんの目はキラキラ輝いてる。


『せっかくだし全部任せます、カラーもパーマもなんでもやっちゃってください！』

み「アヤさんのこともっともっと可愛くします！任せてください！」



*.



その頃カンタは＿


A母「あの子に聞いたけど動画の企画なんでしょ？普通に切っても面白くないわよね」

カ「そこまで求めます？(笑)」

A母「とりあえずお父さんのカッパ着てお風呂場で待ってて」


【結構扱いが雑】



*.



み「ほんとにカラー入れちゃって大丈夫ですか？」

『はい！』


【イメチェン中】



*.



A母「Aがちっちゃいときこのハサミで切ってたの。まだ残っててよかった〜」

A母「あ、間違えた。抄く用だった。切る用こっちか」

カ「なにしてんすかw」

A母「はい、目ぇつぶって」



*.



A母「目は見えるようにしないと」

A母「ほらできた！帰りってA迎えに来るでしょ？」

カ「え？」

A母「え、来ないの！？」



*.



A父「カンタ君、これ俺から」


【まさかの育毛剤登場】


A父「いつも動画見て気になってたから(笑)」

カ「僕ってそんなやばいですか？」

A母「いや？そうでもないんじゃない？でも視聴者さんから言われてるんでしょ？」

カ「あ、まぁ」

A母「気になるところにテンテンテンって」

カ「えぇ、やばぁ(笑)」


＜「それ持って帰っていいよ！プレゼント！」




*.



『いい感じ！すごい！』


ボブになって透明感のあるベージュで染められた髪の毛が、ふんわりセットされてる。


み「気にいってくれました？よかったです(´∀`)
長持ちするカラーリングにしておきました！」

『ありがとうございます』




このお店気に入ったかも...また染めてもらおうかな？


帰るの楽しみ！

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