突然の裏切り (ページ22)

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家に帰ってきてユンギを待っていると久々にユンギが早く帰ってきた。

いつも通りご飯を食べてお風呂に入ってゆっくりしていた。

その時間に言うと決めていた私は母子手帳を持ってユンギの名前を呼んだ。

「ユンギ」
YG「ん？何？」
「私、赤ちゃんができたの。3カ月だって」
そうユンギに伝えて母子手帳を渡す。

しばらくユンギは固まっていた。
やっぱり私との子は嫌だったのだろうか。
そう考えてる時ユンギが
YG「A、嬉しいよ。大事に育てていこう」
と言った。

続けてユンギは
YG「ごめん、Aに言わなきゃいけないことがあるんだ。俺不倫してた。最低なことした。
相手とはもう別れたからもう一度最初からやり直してくれないか」
と言った。

私は
「気づいてたよ。ユンギが不倫してるの。
でも私は気づいてないふりしてた。ユンギが好きだから。私も相当な馬鹿だからユンギに愛されたかったの。だからもう一度最初からやり直そう」
と言った。

ユンギは泣いていた。

これから最初からお腹の子と3人でやり直そうと誓った夜だった。

後からこの幸せがくずれるなんてことは知るはずもなかった。