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ユンギside
今日だってAはいつものように俺を起こし、俺を笑顔でを見送ってくれた。
俺はそんなAに甘えてるのかもしれない。
今だってAから
"わかった。遅くなりすぎないようにね、明日も仕事なんだから。"
という俺を気遣うカトクが送られてきて嬉しくなっている。
と同時に罪悪感がある。
俺はAに
"ああ"
と素っ気なく返してしまう。
本当はもっと愛しているのに…。
俺はそんなことを思いながら不倫相手に会う。
俺らが会うのはいつも同じ場所。
ただ愛のない行為をし、欲を吐き出す。
不倫相手が寝てる間に俺はシャワー浴び、着替えその場を後にし、Aが待ってる家に帰る。
家に帰るとリビングの明かりがついていたが、Aが出迎えてくれることはなかった。
寝室に行くと、Aが寝ていた。
寝ているAの目は腫れていた。
そのままAを起こさないように寝室を出た。
水を飲みにキッチンに行くと、洗ってある食器が2人分あった。
Aが泣いた理由がこれなのかと思った。
Aに申し訳ないことをしてしまった。
そんな罪悪感からかその日はAと同じ部屋で寝ることが出来ず、俺は作業部屋で寝た。
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作者名:HANA | 作成日時:2020年1月16日 22時