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第一部隊が集められた大広間。 その中の一振りである一期一振りは政府からの手紙位引っかかりを覚えていた。

『この事件は日本国内だけには留まっておりません。 日本国の歴史が改変されれば、日本国と繋がりを持つ他の国々にも影響が及び、きっと世界は酷いものとなってしまいます。』

今までの手紙にはそんな内容は書いてなかった。 この手紙が初めてだ。
しかも、一般人の菊にとっては……いや、確かに大事にはなるだろうが、そこまでの被害はないし、脅迫されてもなびくことは少ないだろう。

何故だ。 政府は何故菊に世界情勢で脅しにかかってる。

そんなことを考えていたら大広間の襖がゆっくりと開く音が耳に入る。
そちらに目をやると、我らの主と見慣れぬ男性たちが立っていた。

「みなさん、お早いですね」

「あんたの命令だからな」

山姥切の言葉に集まった男士たちは頷く。 その様子を見た菊は安心した顔で「よかったです」と行った。

「みなさんも、中にお入りください」

菊がそう、後ろの男性たちに声をかけると、彼らは「あ、あぁ」と言って大広間内に入ってくる。

見た目いかにも外人である彼らを見て、一期はとある仮説を立てた。


我らが主は、政府の中の役人なのではないかと

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作者名:上弦 星 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9b706481023/  
作成日時:2017年6月24日 23時

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