おかえり、エジョン【２】 (ページ34)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:127,365 hit

８４ページ34

体調もすっかり良くなって、ついにカムバックショーケースの日。ショーケースは初めてでまたいつもと違った緊張感がある。名前が変わるだけでこんなに緊張感も変わってくるのか…。

LY「緊張してる？」

「そりゃあもう…どうしようってくらい。吐きそう」

LY「大丈夫だよAなら。今までいっぱい練習してきたんだから。ねえ、ジョンデ」

JD「ヒョンの言う通り、コンサートであんな出来てるんだから大丈夫だって」

「うわぁ…もう2人とも大好き」

LY「大丈夫になるおまじないしてあげよっか」

「そんなのあるの？」

聞き返せばもちろん、なんて言うイシンオッパ。
すぐにぎゅっとハグをしてくれる。おおう？

LY「大丈夫～Aなら出来る～」

「待って、なんかちょっと恥ずかしい」

LY「なんで？A専用のおまじないなんだけど」

「余計に恥ずかしい。ほら、ジョンデがすごい顔で見てるから」

突然のハグにジョンデが目をまん丸にしてる。強くてちょっと苦しいくらいなんだけどオッパ…。

LY「…ジョンデもしてほしいの？」

JD「どうしてそうなるの」

LY「ダメだよ、これはA専用だから～」

「オッパ、もう大丈夫だから離して～」

なんとか離してもらう。

はあ、いい匂いで死ぬかと思った。オッパの使う香水、私すごい好きなんだよな。熱くなった頬をぱたぱたと手うちわであおぐ。

流石にこれは別の意味でドキドキしてくる。

KA「…何してんの？」

LY「Aが緊張するって言うから、大丈夫になるおまじない」

ニコニコと答えるイシンオッパ。
天然と言っていいのかなんなのか。はあ。

KA「…よく分かんないけど。A、ヨナヌナが呼んでる」

「はーい、すぐ行く」

ジョンイン、ヨナオンニに起こされたんだろうか。目がいつもよりちょっと怖かった。

LY「なにをそんな怒ってるの、ジョンイナ」

KA「…別に」

LY「あ、ジョンイニもハグしてほしい？」

KA「……いや、それはいい」

JD「ヒョン……」