おかえり、エジョン【２】 (ページ33)

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SE「ごめんA…皿割っちゃった…」

DO「どうしてスープ入れるだけで皿割るんだよ」

ご最もすぎる。手が滑っちゃって、えへへ。なんて笑うセフン。怒る気力もないし何か皮肉を言う気力もないからいいよ、とだけ言っておく。

「誰がきてる？」

DO「俺とセフニとジョンデ」

それまた謎なメンバーがお揃いで。

それにしても、カムバック直前にこの穴は凄く痛い。
体力も落ちるし、ラストスパート仕上げていかなきゃいけないのに。はぁ。

「ほんとごめん、早く治す」

SE「働き過ぎだから休めって言われてるんだよ」

JD「そうそう、練習するか作業室に缶詰めかのどっちかだったしね」

ジョンデがスープを持ってきてくれる。シヨンオンニの作るご飯は美味しいからすごくありがたい。

「でも明日には治ってるよ、私回復力だけはすごいから」

SE「そういやA、練習を休むの初めてじゃない？」

JD「え、マジで？そんな体強いの？」

「なんだろうねえ、強いみたい」

化け物だ…ってジョンデの呟きはしっかりと聞こえた。元気になったら落とし前つけてもらうからね、覚悟しときなさいよ。

DO「いつも今くらい静かだったらいいのにね」

「別に普段もうるさくないでしょ？ベッキョニはうるさいけど」

SE「Aもそこそこ」

「うっそ」

ベッキョンなんかは特にずっと喋ってるからたまにうるさいなぁって思うんだけど。私も思われてるの？

DO「みんな心配してるから早く良くなってよ」

「うん、そだね」

JD「さ、俺らも移るといけないし、それ片付けてそろそろ戻るか」

「ありがと…なんか優しい」

JD「おい、いつも優しいだろ」

そんなことを言いながら3人は宿舎に戻っていった。

[Aが熱？お腹出して寝ても風邪ひかない怪物Aが？]

スジョンからそんなメッセージが入っていた。
みんな私のこと化け物とか怪物とか…いったいなんだと思ってるんだ。まったく。