おかえり、エジョン【２】 (ページ22)

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TM「A、久しぶり～元気にしてる？キボムヒョンと知ってるお兄さん出るとか聞いてなかったんだけど！」

「それに関しては前に話したでしょ…」

放送日にテミンから電話がかかってきたんだ。なんで俺とじゃなかったの！って。

TM「まあいいや。今日はよろしくお願いします」

「上手く行けば両方撮りたいのでよろしくお願いします。というか、撮ります。私のスケジュールの関係ですすみません」

TM「頑張りますPDニム」

日本語曲を作っていたら、それの韓国語バージョンも作って欲しいと急遽頼まれて、急いで作ったんだ。

日本語曲を作るのは初めてだしどうなるかと思ったけど、でもかなりいい曲ができたと私は思ってる。

テミンの集中力のおかげで思ったよりも早く終えることが出来た。本当にこの人、普段とのギャップが凄いよなあ。

「すごい良かった、想像以上」

TM「Aに褒められると嬉しいね～。昨日までまた日本だったんだっけ？」

「そう。飛行機座った瞬間寝てた…」

TM「ジョンイニと一緒じゃん」

けらけらと笑うテミン。

TM「普段からちゃんと寝れてる？カムバックもコンサートもあるんだからちゃんと寝なきゃダメだよ」

「うん、隙間時間には絶対寝るようにしてる」

TM「変な人に言い寄られたりしてない？」

「なにそれ～、そんなの無いよ」

TM「真剣に聞いてるのに～」

むっとした顔をするテミン。あなたがその顔しても可愛いだけですよ、私より確実に可愛いですよ。

「大丈夫、大丈夫。さあ私はこれから編曲に入りますので」

TM「お疲れ様、なにか飲み物買ってこようか？」

「え！テミニ優しい！天使！イケメン！」

TM「…調子の良いやつだなぁ」

そんなことを言いながらコーヒーとチョコレートを持ってきてくれた。カムバックの練習が始まる前に誰かが呼びに来てくれることになってるし、それまで一気に出来るところまでやっちゃおう。

「よしっ、やるかぁ」