おかえり、エジョン【２】 (ページ8)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:127,379 hit

５８ページ8

-Aejeong side-

「はぁあ？！チャニョルと私の耳にキャンディ？！」

CY「Aと？！」

YM「お前ら声がでかい…鼓膜破れるかと思ったわ」

ヨンミンオッパがニヤニヤしながらいい話が入ったぞなんていうから何かと思えば、そんなことを言われた。いや、これは私の聞き間違いか…？

KA「そもそもなんでA？」

「ジョンイナ？それは聞き捨てならないんだけど？」

YM「俺に聞くなよ、今のAなんてどう見ても男だろ」

「ちょっと待てい」

ジョンインもヨンミンオッパもひどい！その奥でくすくす笑ってるミンソクオッパも許さないんだからね！

なんでも私に"私の耳にキャンディ"を踊らせたい、とお偉いさんが言い始めて、身長やスケジュールを考慮した結果チャニョルになったらしい。

なんでチャニョルなんだ、他にももっと居たでしょう…とは言わないけど！

「同じグループでこれを踊る気まずさ」

CY「なんか恥ずかしい…」

YM「決定事項だ、速やかに練習！」

ため息が漏れる。まさか私があの曲を踊る日が来るなんて。しかも年末の歌謡祭って、たくさんの人が見てるやつだよ。アイドルもいっぱい見てる。

最近やたら女の子の格好させられるのはもしかして全部前振りだったとか…？流石にそれはないか。

「…こうなったらやるしかない。チャニョリ、スパルタでいくからね！笑ったら容赦しないからね！」

CY「怖い！ミンソギヒョン変わろう！」

MS「悲しいことにあの振りをするには俺の身長じゃあなぁ…」

CY「そんな真面目に返さなくていいから！！」

そもそもこういうのって私が男の方をやって女の子をもっと可愛らしい子を選ぶべきじゃないの？A pink先輩とかEXIDとかいっぱいいるよ？！

KA「Aが…私の耳にキャンディ…？ふっ」

「ジョンイナ、今鼻で笑ったよね？」

KA「…笑ってないよ。っふふ」

かちんっ。この顔はお前にあれができるのかよ、って顔だ。私に火がついた瞬間だった。

「チャニョラ！練習するよ！ジョンイニ見てなさいよ、あんたのこと誘惑してやるから！」

KA「おー、やれるもんならやってみろ」

CY「ねえ…ミンソギヒョン…やっぱり変わろう…」

MS「Aがこうなったら大変だぞ、頑張れ」

CY「俺死なないよね……」