おかえり、エジョン【２】 (ページ38)

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BH「…お前、死ぬ？」

「ドラマで？死ぬ」

後続曲であるLottoの練習の休憩中、ベッキョンが神妙な面持ちでそんなことを聞いてきた。

BH「ミンソギヒョンも死ぬ。俺も死ぬ。一緒に出たソヒョンヌナも死ぬ。俺たち死にすぎ」

CY「俺は生きてるよ」

まさかこんなところで映画とドラマのネタバレされるとは思ってもみなかったけど。実際忙しさに見れないだろうしいいや。

BH「どんな役？」

「犯罪グループの幹部」

BH「悪役じゃん。ぴったり～」

「それ、ベッキョニで5人目なんだけど！」

みんな私をどんな人だと思ってるの？まあ確かに、身長的にも外国人ぽい顔立ち的にも似合うのかもしれないけど。なんか、複雑。

ちょっと黙ってたチャニョルを見れば、真剣な顔をして

CY「…キャスティングした人流石だね」

なんて言うんだ。

「もう！みんな揃ってなんなの！」

怒んなよ～なんて2人が笑ってる。

俊兄ちゃんを始め、ジョンインにセフンにジョンデ。この2人で合わせて6人だ。私どんだけ悪役顔なの。

BH「でも中身はピュアピュアな少女だもんな～」

CY「ぷっ、少女！」

「ヤー、バカにしないで！」

CY「Aは彫りが深めだし黒が似合うから。仕方ないよね」

BH「この間のEXIDの衣装とか着ても似合いそうだよな、リップ真っ赤にして」

EXIDの衣装って、あのピッチピチのアレですか。あれを着てたみんなは本当にすごいと思う。尊敬する。エリオンニかっこよかった。

「あれは絶対無理、着れない」

SE「多分その前にメンバーが許さないよね。特にジュンミョニヒョン」

CY「ベッキョニ、あれAに着てほしいとか思ってたの？やだあ～」

SE「やだあ～」

BH「なんだよ！俺が悪者かよ！」

きゃいきゃいと噛みつくベッキョン。練習再開の合図を聞いて、未だに私を睨みながらぶつぶつ言ってた。私何も言ってないのに。