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-Syunnosuke side-
俊『どうする、ご飯食べに行く？』
『行く！』
東京公演を終えたAは、俺の家に泊まりに来ていた。とはいえ、約1年前まではここに住んでいたんだから家に帰ってきた、の方が正しいんだろうけど。
『コンサートどうだった？』
『すごく楽しかったよ。私がしたかったのはやっぱりこれだなって思えた』
『こっちに帰ってきた時とは見違えるね、別人みたい』
元気がなくて、一瞬でも目を離したら消えてしまいそうだった。どちらの気持ちも分かるだけに何も言えず、俺自身も苦しかった。
『次は俺も見に行こうかな』
『え！来てくれるの？！』
『ファンクラブ入ろうかと思ってる』
『うわぁ…待って、ちょっと恥ずかしい。それにチケットあげるのに…』
そう言って顔を抑えるA。今はすっかりいつでも目をキラキラさせて、好奇心旺盛な妹が戻ってきた。
やっぱり、AにとってEXOというグループの存在はとても大きくて、第2の家族だと言っていたことが良くわかる。電話でも今話していても、Aの口から出てくるのは大抵メンバーや向こうの友だちの話だ。
『そう、この間ギョンスと、もしかしたらこうやってご飯してるところ撮られるかもねって話してたんだけど』
『はは、俺らあんまり似てないもんね』
よくよく見たらちょっと似てたり、濃いめってところは似てるんだけど。
『よく考えたら今の見た目が男にしか見えないじゃん。撮られる心配なかったよね』
『あのCMみたいにしてきたらよかったのに』
『え、あれみたの！』
『俺結構調べてるよ？』
Aはよく自分のことブラコンだっていうし、確かにそうだと思うけど、俺も大概シスコンだと思う。心配になって色々と調べたりもする。
『福岡の初日はMCで噛んだんだっけ？』
『み、見られてる…』
勿論ネットをみたらいいことばかりが書いてある訳じゃない。だけど、それでもいつAの写真を見てもとても楽しそうに笑っていたり真剣な顔で踊っていたり。
やっぱり、送り出してよかったとそう思えた。
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ゆーりんご(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^_^ (2018年5月16日 10時) (
レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんご(プロフ) - まめ太さん» ありがとうございます！！続編もよろしくお願いします〜 (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2018年5月10日 23時) (レス) id: 7283c08e2d (このIDを非表示/違反報告)
まめ太 - わぁ、待ってました！とても面白かったので嬉しいです！！ (2018年3月8日 1時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんご | 作成日時：2018年2月3日 18時
