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朝早くから私は事務所に来ていた。
俊『デビューおめでとう。動画全部見たよ』
『俊兄ちゃん〜』
俊『何で泣きそうになってるの』
『デビューが嬉しいのと、信じられないのと、ちょっとだけ不安』
とにかく、いろんな感情がごちゃまぜになってる。そんな感じだ。昨日私もみんなと一緒にMVを観たけど、あまり実感は湧いてこなくて。
俊『大丈夫だよ、Aなら。今までたくさん頑張ってきたんだから楽しんでやればいいよ』
『ありがと…』
俊『あーあー、泣くな泣くな』
『うぅ…俊兄ちゃん〜大好き〜』
その時ガチャリと扉が開いて、ジョンインが入ってくる。私を見て怪訝な顔をする。確かに、泣きながら電話先に向かって大好き〜なんて叫んでるこの状況は謎だ。
KA「…何？なんで泣いてんの？」
俊『あれ、誰か来た？』
『うん…メンバー…』
俊『じゃあ俺はもう切るよ、またね』
『ありがとう本当に大好き…』
ははは、と笑い声が聞こえて電話が切れた。
ジョンインはじっと私の顔を見つめている。涙を拭きながら何って聞いたら
KA「…まさか、彼氏とか言わないよな？」
「彼氏ぃ？！」
思わず素っ頓狂な声が出た。彼氏なわけないでしょ！…まあ大好きなんて言ってたらそう思われるのも無理はないんだろうか。
「お兄ちゃんだよ、お兄ちゃん」
KA「あぁ、お兄さんか。びっくりした」
「私がびっくりするよ」
KA「まあAに彼氏なんて出来るわけないか」
「ヤァ！」
ケラケラ笑うジョンインを睨む。本当にこの男は…。
それにしてもジョンインがこんな朝早く来るなんて珍しい。だいたいイシンオッパが先にいるか、みんなで一緒に来るのに。
KA「どうせ緊張して早めに来てんだろうなと思って」
うっ、お察しの通りですよ。
KA「正直俺もついにAがデビューって考えたらあんま寝れなくて」
「…ジョンイナ、何だかんだ私のこと大好きだよね」
KA「お前いつも一言余計だよな」
「んふふふ」
KA「気持ち悪い」
「ヤー、キムジョンイン！」
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ゆーりんご(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^_^ (2018年5月16日 10時) (
レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんご(プロフ) - まめ太さん» ありがとうございます！！続編もよろしくお願いします〜 (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2018年5月10日 23時) (レス) id: 7283c08e2d (このIDを非表示/違反報告)
まめ太 - わぁ、待ってました！とても面白かったので嬉しいです！！ (2018年3月8日 1時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんご | 作成日時：2018年2月3日 18時
